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バレンタインチョコの渡し方。

  • 投稿日:2017年02月14日
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今日は2月14日。

世間では、女の子が男の子にチョコを渡して思いを伝える日。というイメージの方が多いでしょうか。または義理チョコ・逆チョコなるものも存在しているようですが、サドベリースクールのバレンタインデーの様子もお伝えします。

 

朝から早速チョコを持ってきた生徒の子達。仲の良い友達に持ってきた子、生チョコを作ってきた子、全員に渡そうとたくさん持ってきた子など、それぞれにチョコを渡し合っています。

そして、サドベリーには食事の時間の区切りもないので朝から早速食べます。自分が貰ったものを食べるというよりは、皆で持ってきたチョコを出し合い分け合って食べています。もはや、あげた・貰ったは関係ないようです。

 

サドベリースクールの特徴の一つとして、年齢による分け隔てが一切ないのに加えて性別による分け隔てもありません。同性だけで仲良くしていることも多ければ、異性とも何ら関係なく活動を共にしていることもあります。分け隔てが一切無いことで自分と相手の姿かたちはもちろんそれぞれが持つ価値観が違うことも当たり前のように受け入れて相手を尊重し、ときには尊敬することができるようになるのです。

今回のチョコに関しても、特に年齢や性別は関係なく作りたい子は作りあげたい子はあげて、興味がない子はいつもと変わらず過ごしています。至ってシンプルで自然な人間関係がサドベリーにはあります。もちろん異性が気になる子もいますし、その中で本命チョコを渡すようなこともあるでしょう。

今日のバレンタインデーは言わば、皆でチョコレートをたくさん楽しく食べる日。になっています。

 

(スタッフ・かずま)

 


来年度へ向けて。

  • 投稿日:2017年02月07日
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年が明けてから、4月からの2017年度へ向けての話し合いがスタートしています。

 

というのも、2016年度4月にスタッフ陣営を決めるときに、スタッフ契約は2016年4月~2017年3月までとする。翌年度については3月末までに話し合って決める。という決定がされたので、契約が切れて自動的に話し合わざるを得なくなりました。この記事を書いているスタッフ・かずまも含めた全スタッフが3月末で契約が切れてスクールにはいないかもしれないんです。

今回の話し合いでは、スタッフを選挙することが決まりました。今年度にスクールに関わったスタッフ・サポーター・ボランティアの人をリスト化して、さらにスタッフ立候補したい人がいないか声もかけて、その中からでもまったく関係ない外部からでも生徒一人ひとりが自由に投票ができる。ということになったんです。

八ヶ岳サドベリー初の試みですが、果たしてどうなるでしょう。

他にも、来年度の体験入学生・チケット生・留学生のシステムを変更したいとの提案が生徒から出たり、サポーター・ボランティアシステムの提案がスタッフから出たりもしました。

 

サドベリーのスタッフは何もしないのが仕事。という言い方をされることもあります。確かに生徒一人ひとりの活動について、これしてみない?それはしちゃダメ!と言う権利はなく、活動を把握していることもないのですが、民主主義による学校運営をする上で同じ1票を持つ人として、新しいルールの提案や問題が起こっている事の解決策をミーティングの場に出すのはよくよくあることなんです。

 

(スタッフ・かずま)


学校は「行く」ことが目的?

  • 投稿日:2017年02月02日
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サドベリースクールは時間割がなく、学校にいつでも来れていつでも帰れます。今日は行かない。ということも選択できます。行くか行かないかを重要視しがちな保護者の方もおられますが、学校へ行って何をするのかと同じく、そもそも行くのかどうかから、本人の自由な選択が始まっています。

家族の用事で学校を休むのも自由ですし、今日は学校ではなく家でやりたいことがあるから、外でのアクティビティに勤しみたいから、という日もあります。実際に八ヶ岳サドベリーでも、生徒全員が同時に揃う日は稀です。ボストンのサドベリーバレーでは200人生徒がいても100人くらいしか来ない日もあるそうです。

 

選ぶのは自由ですが、選ぶということはある意味失うということでもあります。例えば、毎週土曜日に習い事をしているけどその週末に家族旅行の予定が入ったら、どちらかを選択する必要があります。サドベリーでは、来なかった日のミーティングで決まったことには口を出せなかったりします。

大学のキャンパスのようなイメージをしてもらうと分かりやすいかもしれません。授業をある意味休むことはできてもその機会は失います。サドベリーは何かしなければならないことが無いので、今日来る意味はあったのだろうか?そもそも何のために学校に通うのか?と考えている子は多いんじゃないかと思います。そこから何をどう評価するのも自分なのです。

 

学校といっても公立や私学も含め、今や様々なオルタナティブスクールが増えていますが、そもそも学校は行くことが最大の目的ではないはずです。学校の手法は多様なほどに豊かではありますが、子ども本人のための学校である以上は、学びたい本人が、学びたいことを学びたいときに学べる場であるべきではないでしょうか。

 

(スタッフ・かずま)


サドベリーは全員に1票の権利があるけど、1票しかない。

  • 投稿日:2017年01月23日
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サドベリーは時間割がなくすべての活動を自分で決められる自由があり、スタッフ人事や学校の予算・広報戦略等の学校運営にも参加できる。という権利が一人ひとりにあります。大人も子どもも、同じ1票を持ってミーティングに参加したり提案したりできます。個人の権利が最大限尊重されている学校です。

こんな説明をすると、とても自由な学校なんだ!と思われることが多いです。自由な学校…確かに自由なのですが、自分だけの好き放題とか、好き勝手するのとは次元が違うということをお伝えしたいです。

例えば、大きな音を出して音楽をしたい子と静かに本を読みたい子がいたりします。同じ部屋を使いたい。時間で区切るかどちらかが違う部屋に行くか、この程度だとミーティングで話す必要まではないかもしれませんが、いずれにしても互いに妥協が必要となってくるかもしれません。無理やり鍵を閉めて入れなくしたりすると、ミーティングで訴えられてその行動の是非が問われたりします。

例えば、大画面のテレビを買いたい子とどこか遠くへ旅行したい子がいたりします。どちらも少なくないお金を使いたい。お金を今あるだけ使ってもいいのか他の活動も想定して予算を決めるか全額スクールからは出せないのか、そもそもお金を使う価値はどこにあるのか、話し合いが必要になってきます。この、ミーティングで予算を勝ち取るというのはとても困難です。それぞれ違った価値観を持つ人達を説得しなければ承認は得られません。

ちなみに、スタッフも同じく1票の権利がありますが1票しかありません。どれだけ意見を言ったとしても他の人に反対されたり理解してもらわなければ賛成は得られないのです。

たった一人だけの学校であれば、もっと自分だけの好きにできるかもしれません。ですが、どんな活動もできる可能性が皆(価値観が違う年齢も様々な生徒達)にあるんです。通う生徒全員に最大限の自由を保証するということはときに妥協が必要だったり、ときに着地点を探して誰しもが始めは望んでいなかった結果になることもあるんです。

そして、言うまでもないですが、何も提案しなかったり一切ミーティングに出ないことも可能です。するとどうなるでしょう。賛成もできて反対もできて新しい提案もできる。でもそれをしなかったわけですから、自分が好きだったスタッフがクビにされたり、自分には必要がない備品に多くの予算が使われてしまったり、このように、自分の意見を通すことの大変さや、ときには思い通りにならないことも多々あるのが社会だということも、経験していくんです。

何をしてもしなくてもいい自由な人が大人数いると、中々いろんな出来事が起こってきます。どこまで自ら関わっていくかも人それぞれですが、民主主義というものは難しいと思う人には難しいのかもしれません。でもそれが面白いと思う人が集まって作られていくのが学校の文化そのものではないでしょうか。

 

 

(スタッフ・かずま)

 

 


活動の切り替え。

  • 投稿日:2017年01月19日
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明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2017年1回目のブログ更新となります。

 

時間割がなく、何をしてもしなくても評価されることがないサドベリーで、子ども達はどのように過ごすのか。少し直近の例をあげてみます。

年明けから、今年はみんなで沖縄旅行に行こう!と企画を練っている子がいます。企画に乗りたい子は企画を手伝うこと。という条件を作っているので、行きたい子は手伝っているみたいです。

サドベリーの日常、直近では、本を読んだり映画を見たり、マインクラフトをしたり料理を作ったりと別々にやりたいことをしていたりしますが、「旅行の企画をするぞ~!」となると、興味がある子は一気に集まって話し合っています。
日程、人数、宿泊先、航空券、スタッフ調整、アクティビティ、と決める必要のあることを整理して、それぞれ担当を決めてやればいいのでは?と一つひとつ理論的に話し合いが進んでいきます。
と思いきや、いきなり「モノポリーやろう!」と言い出してみんなで盛り上がったりもしています。人が一つのことに集中できる限界は1時間という話もありますが、自然と活動の切り替えが起こっているということでしょうか。

ときには永遠にやっているんじゃないかと思うくらいのめり込みこともあれば、活動が自分だけでなく他の人にも関わる場合もあるので、その場その場でやりたい活動を切り替えるということを誰に言われるまでもなくやっているんです。

一方的にストップをかけられたり、やらされるということはありません。

必要に応じて自分達で決めたミーティングの時間、掃除の時間、開校・下校の時間などはその時間になれば発生していきますが、何をするにしても、しないにしても、すべて自分のタイミングで、相手が必要なら交渉して、常に選択・決定を繰り返しながら日々の活動は進んでいくのです。

 

(スタッフ・かずま)


2016年の活動が終了しました。

  • 投稿日:2016年12月21日
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八ヶ岳サドベリースクールは、12月17日(土)~1月9日(月・祝)まで、冬休みとなります。

今年一年を振り返りますと、年明けのスキーキャンプを皮切りに、八ヶ岳特有の季節ごとのキャンプイベントや日常の様々なスクール活動を送り、生徒は4人増えて入学前提のチケット会員も7人に増えました。来訪者数も格段に増えていて、4月~9月の半期だけでも例年を上回るたくさんの方々に見学や体験にお越し頂くことができました。また、開校5年目にして初の平日フルオープンに加え、初めてスタッフのフルタイム契約もでき、おかげさまで、本格的に一年間活動することができたと思います。

日頃の暖かいご支援、本当にありがとうございます。
なお、冬休み中も随時お問い合わせはして頂けますが、スクールにスタッフがいない日もありますので、お電話には出られない可能性もあります。メールは随時返信させていただきます。

年明け以降の学校説明会は、1月14日、2月11日、3月11日の各土曜日を予定しております。来年も引き続き、宿泊体験期間や短期留学期間も予定しています。

それでは、5年目の冬を迎える八ヶ岳サドベリースクールを、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

みなさまも、どうぞ良いお年をお迎えください。


第1期短期留学、終了しました!!

  • 投稿日:2016年12月08日
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10日間の短期留学(寮付き)が終了しました。※写真は留学生、生徒、チケット生、スタッフの一部が集まったものです。

大きな怪我もなく、無事10日間を終えることができました。

 

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終盤には、牧場へ遊びに行こう!と企画を立てるも、いざ行ってみたら田舎あるあるの不定休の休業日…一旦スクールに戻り、再度皆で遊びに行けるところを調べて、遊びに行きました。

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アスレチックしたりハンモックで寝たり、川で遊んで温泉にも行きました。レジャー施設の豊富な北杜市です。

 

10日間、普段の日常を離れてドタバタワイワイ大騒ぎしながらも、必要なことが出てきたら冷静にミーティングの場で話し合いました。

今回は一般の子に加えて、西宮サドベリースクール、三河サドベリースクール・シードームからも生徒が留学生として参加していて、それぞれの学校での話し合いはこうだけど、今この場所ではどうしよう?と、巻き起こる現実と照らし合わしながらの議論の展開がとても面白かったです。

 

 

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夜は暖炉の周りでまったり。ギターを弾いたり本を読んだり、皆でゲームをしたり、映画を何本も観ていました。

 

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帰り際、別れを惜しみながらも、次はいつ八ヶ岳へ来ようかな?山梨県に下宿するにはいくら稼げばいいだろう?と、かなり具体的に次を考えている子もいました。

この短期留学10日間は、通常の体験に宿泊も加わることで、どっぷりサドベリーの空間に浸かる10日間です。

サドベリースクールが良いと思うけれど、今すぐに引っ越してまで通うことはできない方、高い関心があってより深くサドベリーを学びたい方、他のサドベリーに通っていて違うサドベリーを見てみてい方など、今回初めて企画をしてみて、本当に色んな方におすすめの企画になるなと思いました。

僕は10日間フルでスクールにいた身として、短いようでみっちり長いこの10日間で、子ども達は本当に多くの学びや刺激を得ているのではないかなと実感しています。

引き続き今後とも、機会を作っていけたらと思っています。関心を持たれた方は、検討してみてください。
次回留学は来年3月を目処に…!!

最後に、スタッフとしてスクールに関わらせてもらうこと、これだけ長く子どもと一緒にいられること、これは僕にとってはこれ以上ないほどの至福のひとときでした。

(スタッフ・かずま)

 


サドベリーOBがスタッフをやることについて。

  • 投稿日:2016年11月18日
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皆さんこんにちは。スタッフのかずま(鈴木一真)です。

いつも暖かく見守って頂き、また、必要な都度のご支援を下さいまして、本当にありがとうございます。

僕は今年から八ヶ岳サドベリースクールのスタッフになりました。平日の開校日は毎日勤務していて、生徒サポート、経理、事務、庶務、広報、イベント企画等の仕事をさせてもらっています。

 

スクールの公式なブログでは、個人的な意見よりもサドベリースクール(学校)としての発信を心掛けていますが、僕のようなスタッフはある意味特種なケースでもあるので、今回はあえて「サドベリーOBがスタッフをやる。」ということに注目して書きます。

(なので今回の記事は、スクールの見解というよりは一個人、鈴木一真としての見解です。)

 

まず、サドベリーを出た人、という存在自体がまだ全国に数える程しかいません。日本では兵庫県の「デモクラティックスクールまっくろくろすけ」が20年前にスタートしたのを皮切りに、僕の通った「西宮サドベリースクール」が16年前、「デモクラティックスクールまんじぇ」が10年前のスタートです。それに引き続いて各地に学校が増え、今や全国に10校存在します。
八ヶ岳はおかげさまで今年5年目を迎えましたが、途中で辞めてしまう学校などもあり、10年以上続いている学校がまだ以上の3校しかありません。10年というと長い気もしますが、6歳が16歳ですから、卒業生はまだ多くは出てきていません。途中でサドベリーが合わなくて辞める子もいます。こう見ると、教育とはそう端的に考えられるものではないなと改めて思わされます。

 

ときたまに、OBがスタッフになるのはよくあることなんですか?と聞かれます。しかし僕の知る限りスタッフをやりたがる人はあまりいません。過去に勤務していたことがある人は知っていますが、現時点の日本ではおそらく僕だけです。サドベリーに通っている子は、それぞれ自分の好きなことをしていて、それがいずれ将来の仕事や活動に繋がったり大学や専門学校に進学していったりします。その幅が広すぎて、スタッフをやりたいと思う子が少ないのは当然かと思いますが、皆おそらく一度は(または常に)学校とは何なのかを考えていると思うので、教育についてはかなり意識すると思います。アメリカのサドベリー・バレーでは、教育関係に就く子も多いとか。

もう一つの理由として、(成熟した)サドベリースクールではスタッフを選ぶのが生徒なので、スタッフになりたくてもなれない可能性もあります。フリースクールなどでよく目にしますが、自分が通ったコミュニティにしか居られなくなってスタッフになる。という人もいるかもしれません。それが良い悪いとかは思いませんが、サドベリーでは生徒達が自分達に必要な人を選んで来てもらう、来てもらわないを決めているので、自分がそこに居たいだけでスタッフをやりたいと言ってもおそらくはミーティングでシビアに却下されます。僕自身も生徒時代に話し合いでスタッフをクビにしたことがあります。

こんな風にシビアに決められていくので、サドベリーOBがスタッフをやるから良い影響があるんじゃないかとか、そこにしか居られなくなってスタッフしてるのは良くないんじゃないかとか、外野が想像することはほとんど無駄なんですね。今いる生徒に必要とされる人が雇われ、必要とされない人は雇われない、とても分かりやすい自然な形です。

僕自身に置き換えれば、必要とされる限りはもちろん、生徒であった経験やその他社会人経験を存分に活かして日々携わっていきたいと思います。

 

僕はサドベリーに生徒として通って、この夢を実現したい!とか将来こんな人になりたい!とかがあるわけではありませんでした。6年間通ってもそれは見つかりませんでした。逆に、将来のことを今全て決められるはずもなく、これから経験を積んでもっともっとやりたいことが広がるかもしれないのに、今の自分が未来の自分を全て決めつけるなんて烏滸がましいだろうと思っていました。

いつからかは覚えていませんが、気付いたときから僕は子どもが欲しくて、子どもを育てるなら仕事はできた方がいいなと考えます。そう思っているとこれから仕事ができるのかが不安で不安で、これは仕事をしてみないと仕方ないだろうと思って18歳のときにサドベリーをやめて、仕事をし始めました。

始めは昆虫の調査や研究をしている会社に入り、そこからはやりたい仕事をしてみたいとの思いから西宮サドベリーのスタッフをしたり民間の保育園でも勤務し、今年から八ヶ岳へ移住してスタッフをさせてもらっています。

 

前口上が長くなりましたが、僕は将来的にずっとスタッフをやりたいと思っているわけではありません。

ではなぜスタッフをしているかというと、サドベリーに通いたい子ども、サドベリーのスタッフをしたい人、サドベリースクールを作りたい人達の思いを、形にする。ということに今、非常に高い関心を抱いているからです。

僕が生徒の時代は日本全体で2校しかなく、生徒も5人くらいしかいない時期もあって、日本中の誰も知らない学校に行ってるぜ!くらいの感覚を持ったときもあったんですが、今は違います。

小学校、中学校に当たり前だからと通うことに違和感を抱いている人が多いように思います。確実に増えてきている(より明確になってきている)ように思います。僕は決して公立校を始めとする既存の教育を批判するつもりはないのですが、学ぶ本人のニーズに沿った多様な学び場が、サドベリースクールのように全ての活動が子どもの自由と責任のもと行われる学校が、求められているとひしひしと感じています。この活動が広がり、まずは47都道府県にサドベリースクールが1校ずつできたら面白いななんて思っています。

今はそんな人達の思い(僕自身も含め)を叶えるためにスタッフをさせてもらっています。八ヶ岳は自然が壮麗で暮らすにはとても心地のよい場所ですが僕は寒いのが苦手で関西が大好きなので、八ヶ岳に永住するつもりは今のところありませんが、この八ヶ岳サドベリースクールを軌道に乗せるところまではお供させてもらえたら嬉しいです。

どんな学校へ行くのも行かないのも良いですが、子どもの多様な教育の選択肢の一つとして、サドベリースクールをご検討頂けたら嬉しいです。スクール見学・体験入学も随時受け付けていますが、まずは知ってもらうことからだと思います。どうぞ気軽にお問い合わせくださいね。

それでは今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

拙文ですが、お読みいただきありがとうございました。

(文責:鈴木一真)

 

 


「遊び」について。

  • 投稿日:2016年10月28日
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最近のスクールでは、モノポリーやカタンというボードゲームが流行っています。ご存知でしょうか?

土地を買ったり、資源、資金を獲得して、一定のポイントに達しら勝ち、破産したら負け。のような様々なルールがありますが、どちらも他のプレイヤーとの「交渉」が肝のボードゲームです。

だまし合いの人狼ゲームなども人気です。これも高度な「交渉」や「演技」のテクニックが求められる遊びです。

 

スクールを見学される方が、「サドベリーの生徒はあらゆる遊びの場面で、経験があって上手な子が初心者の子に教えて、同じようなレベルになってから遊ぶ。ということを誰に何を言われずとも自然と行っているのが不思議だ。」と仰ることがあります。僕自身が西宮サドベリースクールに通っていた頃にも、見学の方に「なんで教えたの?」とか聞かれたことがあって、そのときは何が不思議なのかもよく分からなかったですけど…笑

あらためて考えてみると、遊びの目的が「楽しむ」ということを本当に突き詰めているからなんじゃないかなと思います。もちろんゲーム自体の目的は勝つことだったりはするんです。でも一人が勝ち続けていても面白くはなくて、勝つか負けるか分からない中で本気で遊ぶたまらないヒヤヒヤ感と言いますか…結果が予想ができちゃったらもう楽しめないんですね。そのために誰もが勝ち得る状態を自分達で作るんです。すべて既存のルール通りにではなく、ときにハンデを付けたり、独自のルールを作ったりもします。

例えば、遊びの目的が「勝つ」ことだとしたら、勝てそうな相手としかやらないですよね。相手を育てることもしません。ルールに固執したり、自分が勝つためにズルしちゃうとか。それも一つの遊びですが、本当に楽しいのかなって思います。そもそも誰かにやらされている遊びだとか、何か自分の人生に不満があるから誰かを打ち負かして発散したいとかでしょうか。そう考えると、勝つことだけにこだわり過ぎているというのは少し不自然です。それはもはや、遊べていないではないかとすら思えます。

与えられる遊びと、自ら作る遊びの違いなのかもしれません。どちらが楽しいのかは、歴然です。

 

僕は趣味で草野球をやっていますが、試合で勝つことだけにこだわりすぎると、面白くなくなってきます。でも、どうやったら勝てるのか?という意識も必要だということも分かっています。

これはサドベリーの子だからこういう遊び方をする。っていうわけでもなく、遊びの本質をそのときたまたま捉えていた。というだけだと思っています。負けて死ぬほど悔しかったり、勝つことだけにこだわる時もあるでしょう。

どこまで、どのように、こだわるのか?
これを自分達でコントロールできているから楽しめる。
というのが、一つの答えなのかもしれません。

 

「遊び」というと、「勉強」や「自然体験」などの経験よりも、価値が低いものとして見られがちですが、サドベリースクールの考え方としては、遊びも勉強もスポーツもおしゃべりも、何もしていない時間にすら、優劣はありません。その経験から何を学んでいてどのように活かしていくかというのは本人のことで、他人が把握はできないし、どうこう言う権利もないのです。

このようにいろんな視点から目の前の出来事を見てみると、楽しむことを突き詰めていく「遊び」の中には無限の創造性が詰まっていると考えることもできるのではないでしょうか。

(スタッフ・かずま)

 


10月の学校説明会の様子です。

  • 投稿日:2016年10月18日
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毎月恒例の学校説明会を開催しました。

おかげさまで、7組ものご家族に参加を頂きました今回は、同日の午前中にたまたまスクールのイベントがあり、生徒、保護者、スタッフの多くが説明会にも参加できたので、より幅広い関係者の意見が聞ける会となりました。

生徒2人が、夢はなんですか?不安はないのか?などの質問に正直に答えている様子が、サドベリースクールというものをより実感できるキッカケになったのではと思います。

参加された皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。

 

次回学校説明会はコチラ↓

【11月26日】11月の学校説明会



 

以下、参加者の方から頂いた感想を抜粋して紹介します。

 

・ハルさん(お母さま)

通われている子どもや、通った経験のある方の話が具体的に聞けて良かった。大人の中でも自分の意見を持ち、それを伝えていくことができる姿は素晴らしいと思った。開けた空間で活動できるところに魅力を感じた。HPで見るより広かった。

将来の心配がややあるのだが、それは自分自身(親)の問題でもあるので課題かなと思った。

 

・MKさん(お母さま)

様々な方の意見が聞けてとても参考になりました。

 

・匿名(お母さま)

サドベリースクールのことを全く分からない状態だったので、説明会に来られて良かったです。

子どもの自主性に任せたいという気持ちと、せっかくの環境なので自然などに触れるなどして欲しいという親の希望も自身の中で感じました。大人の様々な質問に答えてくれた生徒さんたちに希望も感じたし、立派だとも思いました。

 

・宮澤宏平さん(お父さま)

通っている子どもの姿が見られてとても嬉しかったです。一人の人として、子ども扱いせずにありのまま接するスタッフさんの姿や、子ども自身の姿を見て、自身の日頃の職業観を振り返るよい機会になりました。

広さ、雰囲気、周りの環境共にとても魅力的だなと感じました。初めて来た子ども達が場所見知りせずにすぐに打ち解けていて、子どもながらに心地良さなど感じているのかなと思いました。

今の職を離れて、自分のやりたいことのために生きたい。と感じ始めています。移住、収入、新しい働き方、、、分からないことだらけです。スタッフとして、どこかのサドベリーで働くか、自分自身で学校を建ち上げるのか、、、まだ相談させて下さい。