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自由と責任。

  • 投稿日:2019年09月21日
  • カテゴリー:ブログ

スクール卒業生による撮影。構図が上手い。



最近スクール生徒の親御さんと話している中で、「自由と責任」に関する話題で、とても示唆に富んだエピソードがありました。

スクールに登校するかしないかを親子で家で話しているとき、生徒の子がスクールに行かなかった日に「行ったよ」と言っていた事があって、その親御さんは「別にスクールに行っても行かなくてもいいけど、嘘をつく人は信頼できない。行ってないのに行ったと言う必要はないよ。」という話をしたそうです。

それから、親御さんの考えを伺うと「サドベリーでは、どんな活動をするかは自由、ミーティングに参加するかも自由、その日登校するかも自由だけど、ちゃんと自分でジャッジするのが大事で、それが自立に繋がる。」というお考えでした。

短期留学中のミーティング。ペットボトル1本の出しっぱなしをきっかけに、納得いくまでとことん話し合います。



確かに、サドベリーは行けばどんな事でも自由に学べる環境ですが、公立校のように、行けば自動的にカリキュラムが与えられたり、登校することが良い方向に評価されるということは一切存在しませんし、そもそも行かなければならない場所でも、誰かに行きなさいと指示されて行く場所でもありません。

「自由に学ぶ」とは、好き勝手や自由奔放に過ごすのではなく、自分で責任を持つということです。ときには自分だけでなく周りの人のことも考えて、互いの自由を尊重し合う必要もあります。

短期留学中。それぞれがそれぞれの活動。



先生に言われた通りのことをやる、親に言われたから仕方なくやる、ではなく、自分で考え自分で決める。

「自分で考え自分で決める」を(それも子ども時代から)尊重されるのが、サドベリーの特長だと思います。

「誰かに決めてもらう方が楽だから、サドベリーの自由は厳しい。」という感想を持つ方もいますが、それでは何歳になっても、決めてくれる人を探さなければ動けません。それも一つの生き方で、否定されるものではないと思いますが、自分で責任を持って学んでいけるサドベリーでは、どうすれば良いかが定められていない中で、常に何事も自分で考え自分で決める経験を積み重ねていき、「自立する」ことが当たり前のように身に付いていくのです。

公園にみんなで出かけた日。



今回の記事の写真、1枚目と4枚目はスクール卒業生が撮ってくれたものです。フォトグラファーを目指すだけあって、構図が上手いし、良い表情を捉えているなと思います。

(スタッフ・かずま)

 

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