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先生のいない学校。

  • 投稿日:2018年05月18日
  • カテゴリー:ブログ


サドベリースクールには、「先生」はいません。生徒達に雇われる「スタッフ」という名称の人が毎日活動をサポートしています。今回はここをもう少し詳しく説明したいと思います。

 

「カリキュラムなし、テストなし、先生もいない」というサドベリーの特徴は、一見ないない尽くしのよう見えますが、これは既存の学校の価値観に合わせた宣伝文句になっているからです。

色々な事や物が「ない」というよりは、自分で作り決める権利が「ある」のです。シンプルに言えば「何をする(しない)かを自分で決められる、自分の評価は自分でする、誰を先生にしてもいい」ということですね。

何かを学び得ていくとき、身近にいる生徒やスタッフなど知っていそうな人に聞くこともあれば、専門的な知識をサポーターの方に教わったり、もっと広い層の人や施設を求めて街へ繰り出したり、インターネットを駆使してYouTubeの動画で情報を得たり、自由な子ども達の学び方は本当に多種多様で、誰にも測り知れません。


 

サドベリースクールは「子どもは生まれつき、必要なものはすべて持っている」という考え方で成り立っています。ここでは「先生」と呼ばれる大人が子どもの人生を管理・把握しなくても、自分で考え自分で行動していけると信頼されています。

独学で色々学んでいくこともあれば、誰かに教えてもらう方法をとることもありますが、その根本は「あらかじめ決められた先生がいて…」ではなく「自分の必要に応じて自由に先生を作っていく」というあり方なのです。

 


今年創立50年を迎えたアメリカボストンのサドベリーバレースクールのスタッフ・ダニエルグリーンバーグさんは「子どもは経験が無いからより経験のある大人の言うことを聞くべきという理屈がまかり通るなら、世の中はすべて老人が支配することになります。そんなことありえますか?」とも仰られています。

支配する・される関係にない子ども達は、大人が予想だにしないほど、本当に伸び伸びと自由に、やりたいこと、好きなことをしています。「先生(導く大人)がいなくても大丈夫なの?」と思う方もおられるかもしれませんが、ぜひ一度スクールの日常を見学されてみてください。一目見たら、わかっていただけると思います。

(スタッフ・かずま)

 

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