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卒業プレゼンテーション。

  • 投稿日:2018年04月10日
  • カテゴリー:ブログ


先日、今年度でスクールを卒業したい子の「卒業プレゼンテーション」が行われ、卒業が認定されました!

サドベリーは、入学するときも本人が決めるのと同じく、卒業・自主退学するタイミングも本人が決めます。日本各地のサドベリーでは、大学・専門学校へ進学する子や、就職・起業する子など、色々な子がいます。八ヶ岳サドベリーは6年目のスクールで、正式な卒業ルールがまだ決まっていなかったので、卒業したい子自身から「卒業ルールを作りたい」という提案をするところから。

何を持ってして卒業を認めるのか、スクールを辞めるにしても「卒業」と「自主退学」は何が違うのかなどを話し合いながら、最終的には、本人が卒業したいと思った年度末に事前に申請しておき、「八ヶ岳サドベリースクールで何を学んだか」をスクールミーティングでプレゼンして、質疑応答を経て過半数の賛成が得られれば卒業を認定する。というルールが決まりました。

 

卒業プレゼンの日程は事前に知らされて、参加したい生徒とスタッフが参加します。プレゼンをする本人も周りのみんなもとても真剣な面持ちで、普段の和やかなミーティングよりも少し緊張感のある中でプレゼンテーションがスタート。


プレゼンでは、「サドベリーに通って、時間に余裕ができたことで、自分はスノーボードやダウンヒルが好きで、やりたいことが見つかった。サドベリーでできることはやりきったと思うから卒業したい。将来は海外で自転車のインストラクターや、日本食の料理屋さんで働きたいと思っている。活動資金を貯めるために働くとき、必要になれば高卒資格も取るつもり。」という内容でした。

 

質疑応答で出た話。

今後サドベリーに通う子達に伝えたいことは?
「やりたいことを見つける時間もあるし、見つけた後に、それを沢山やれる時間がある。まだやりたいことが見つかっていない人や見つかっているけど時間が取れない人におすすめしたい」

自分に子どもができたらスクールに通ってほしいと思う?
「情報は伝えてみるけど、通うかどうかは本人に任せる」

サドベリーで、どんなことが楽しかったか?
「スノーボードで急斜面でも満足にカービングができるようになったり、ダウンヒルで上級コースに行けたりレースで表彰台に上がれたりなど、今までできなかったことができるようになったことが、楽しかった」

などなど、色んな話が出て「スクールのことを大事にしてくれる人を卒業生として認めたい」との意見から、スクールの理解度を話し合ったりもしました。

プレゼンが終わった後は、即興で卒業祝いにお菓子とジュースを用意し皆で乾杯!
「プレゼンは緊張したけど、卒業が一段落ついたことで、これからのことを細かく具体的に考えられるようになった。今後もたまに顔を見せる程度でスクールには関わりたい。」とも語っていました。

 

サドベリースクールは、一人一人の基本的人権つまり個人の自由が守られる環境でありながら、自分達でスクールの自治を行う民主的なスクールです。そんなスクールで数年を過ごして進学したり社会に出て行く子達には、他人の幅広い価値観も尊重しながら、何よりも自分の気持ちや価値観を大事にして、生きていってもらいたいなと思います。

(スタッフ・かずま)

 

 

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