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「価値付け」や「意味付け」をしない。

  • 投稿日:2017年12月12日
  • カテゴリー:ブログ


スクールの活動風景を紹介するときにいつも思っていることがあります。

「サドベリーでは、遊びや勉強、ゲームやスポーツ、音楽や芸術など、色々なことをしている子達がいます」などと、日常の様子を広報のために紹介していますが、気をつけたいと思っているのは「活動そのものに価値を付けない」ことです。

ゲームをしていたら英語を覚えた子がいるとかミーティングを重ねて論理的思考能力がつくとか、長年通ってスクールのことに責任を持つようになる、などなど、すべて他人から見た一つの側面に過ぎないんです。

しかもそれがサドベリーだからこそ得られたものかどうかもわかりません。いいとか悪いではなく、単純に、こんな活動をしていますよ~という日常を取り繕わず包み隠さず、ありのままが伝わればいいなと思っています。

でも、紹介する時点でその人の何らかの意図が入ってしまうので、本当はしたくないくらいです。笑


もっと言うと、一つひとつの活動に「意味付け」すらもしません。「ゲームをして遊んでいる」ように見えても、本人は何らかの知識を得ようと勉強のつもりでやっている場合もありますし、逆に「漢字の練習をして勉強している」ように見えても、本人はただ漢字が好きなので趣味感覚でやっているかもしれません。

「何もしていない」ように見えても本人は何か考えているかもしれませんし、そもそも、人間が何をするかしないか選んでいる日常に、そこまで明確な理由はないのではないかと思います。

サドベリーではあらゆる活動に関して、「価値付け」や「意味付け」をされないからこそ、一人ひとりの価値観が尊重される環境が成り立っているのです。

 

(スタッフ・かずま)

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