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取材を引き受けるべきか否か。

  • 投稿日:2017年08月30日
  • カテゴリー:ブログ


 

先日、スクール宛にとあるインタビュー取材のお話がありました。生徒、スタッフ、保護者の声を聞きたいという依頼です。サドベリーはまだまだ認知度は低いですが、面白い学校だと注目される方も増えてきつつあるので、一般の個人や企業からの取材であったり、学生さんが研究しに来られたりすることがあります。

サドベリーは「子ども達による学校運営」で日々営まれているので、取材を引き受けるかどうか自体も子ども達と雇われたスタッフで決めていきます。今回の取材は編集権の関係で記事を公開される前にスクールの皆で確認したり訂正することができないことが分かり、それも含めてどうするのかを広報に関する議題を扱う運営ミーティングで話し合いました。

ミーティングでは色々な可能性が考えられて、取材をされることでスクールの名前を広めることができるのはとても大きなメリットですが、誤った解釈で一般の方に広まられても本来の目的とは異なってしまう場合があります。ここで大人の都合だからと「なぁなぁにしない」のがサドベリー。ミーティングの議長をしていた子がMyパソコンで即座に「編集権とは?」を調べて考えます。

ある程度調べて周りの子にも伝え理解していく中で、取材を引き受ける時点で、ある意味「誤って伝わる可能性」はゼロにはならないから、それなりの覚悟ができるかどうかだよね。という話になりました。そもそも、このブログだって、「誤って伝わる可能性」はあり得ます。

ただ、その可能性をできる限り無くす努力をしようということで、インタビュー・編集をされる方には「サドベリーのことをきちんと理解した上で書いて下さい。」とお伝えする条件で、ありがたく取材を引き受けることになりました。

日頃のごみを捨てるべきか否かという細かな話し合いから、スタッフの任免を子ども達で考えたり、学校の年間予算についてやイベントの参加費など、数多の話し合いを繰り返しているサドベリーでは、自分達の自由な社会を創るために必要な「学校を自分達で自治する」という経験を自然と積み重ねているのです。

 

 

(スタッフ・かずま)