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流動的かつ不変的。

  • 投稿日:2017年06月02日
  • カテゴリー:ブログ


 

去年から引き続き好評の短期留学(寮付き)3期が終了しました。

今回は一般の子に加えて、デモクラティックスクールまっくろくろすけ、西宮サドベリースクール、三河サドベリースクール・シードームからも生徒が参加しており、留学生は毎日のことには責任を持てないので議決権はないのですが、ミーティングが好きな子はほとんどの会に参加して意見を出していました。

 

いつもは生徒が10人前後の八ヶ岳サドベリーですが、外部から来た10人を加えるとかなりの大人数となり、前のブログでも書いた通り人が増えると守られるべき自由の数が増えるので、自然とルールが作られていきます。

 

またひとつ、「大きなお金を使うミーティングは週に1回とする。」というルールが決まりました。今までは朝と夕方のミーティングで1日2回無制限に活動費を使うことができました。言い換えれば、何十万円もの予算を週に10回使える可能性があったのです。これにより、いつでも大きなお金を使えるというメリットは減少しますが、お金を使うときは予め計画性を持つ必要が出てくるので、企画をより精査してからミーティングに出せたり、その週1回のミーティングに出ていれば大きなお金を取り扱う議決にはもれなく参加できるというメリットができました。

このように、問題が起きたり必要だと思った人がいたら、形に囚われずにいつでもルールを作ったり変えたりなくすことができる流動性がサドベリーの特徴です。そして、この流動性のベースにあるのは、誰からのどんな議題であっても公正な場で善悪を付けずに話し合うことができるフラットなミーティングであり、子どもを100%信頼してこそ成り立つ普遍性こそサドベリーの大きな特徴であるのです。

 


 

あとがき:短期留学の終盤、チェーンソーで丸太を切り、斧で薪割り。育ちざかりの男子たちが謎に盛り上がり、長い時間をかけて大量に薪を作っていました。スクールの環境整備担当の僕としては、願ってもないことです。

 

(スタッフ・かずま)