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スタッフは生徒に何も提案しない存在。

  • 投稿日:2017年04月17日
  • カテゴリー:ブログ

八ヶ岳サドベリースクールの2017年度がスタートしています。

 

サドベリースクールにはカリキュラムは存在しないため、生徒はスタッフに何かを一方的に課されるということはありません。よく、「大人は何もしない」という言われ方・書かれ方をすることもあります。

今日はこれをもう少し詳しく書こうと思います。

 

まず、生徒一人ひとりの具体的な活動に関して何をして何をしないのかはその子本人の権利ですから干渉することはできません。例えば、将来の役に立つからこの勉強をしておきなさい、その服はだらしないからきちんとしなさい、等ということは有り得ません。役に立つのか、だらしないのか、が大人子ども関係なく個人の主観にすぎないので、強制はできないのです。喧嘩を仲裁するにしても、大人対大人の喧嘩を見て同じように止めるのならいいのですが、子どもだから喧嘩は止めなくちゃ。とかはありません。

かといって、スタッフが生徒に何も言うことができないのかというと、そうではありません。大人も子どもも関係がなく対等なだけなので、同じことを大人にも言えるなら生徒にも自分が思ったことを言うのが自然なんです。

ひどい言葉遣いをしている子がいたら、「嫌ならミーティングに出したらルール作れるよ」とか。毎食カップラーメンの汁を全部飲み干していたら、「うわ、それ塩分すごいな」とか。誘導や制止ではなく、一意見、感想としてです。

スタッフにもカリキュラムが課されていないので、どう思ってどう動くかもスタッフ一人ひとりに委ねられていて、おせっかいなスタッフは口を多めに出せばおとなしいスタッフはあまり口に出しませんし、仕事をガンガン頑張る人もいればあまり仕事をしない人もいます。

 

色んなスタッフがいて、気持ち的に好きか嫌いかスクール運営に必要か不要か、総合的に生徒が判断することですが、選挙で選ばれたり選ばれなかったりするのがある意味答えです。

 

提案しないのか?という話に戻りますが、個人の具体的な活動に対する提案はできないけどスクール運営に関する提案は僕はしていくべきだと思っています。例えば、スタッフ誰を雇うかを生徒が選挙して決めることになったのであれば、選挙に向けて立候補者を募集していくことを提案したり、そもそも誰がスタッフになってもスクールが回っていく業務システムを作っていく必要があると思います。

スタッフの仕事として何が良いということがない中で、生徒にとってより充実したスクール環境を作っていくのがスタッフの役目なのです。

 

あとがき:僕自身は雇われる限り24時間サドベリーのことを考えて努力し、これからもスタッフに立候補し続けたいですが、僕が最高のスタッフかどうかは生徒が判断することだしより優秀なスタッフが現れる可能性は低くないと思うので、スタッフになりたい人が常に少なくない数存在していてその時に一番良いスタッフを雇えるのがベストだと思います。もし僕が選ばれなければ、淘汰されてクビになるのも必然なんです。(スタッフ・かずま)

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