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スタッフ選挙

  • 投稿日:2017年02月28日
  • カテゴリー:ブログ

 

4月から始まる2017年度へ向けて、スタッフ選挙が行われました。来年度、スクールに来てスタッフをしてほしい人を生徒達が投票をして決めるというもの。5年目のスクール初の試みで、まさに子ども達による学校運営の真髄です。

 

まず、来年度のスタッフをどうしようか?という話し合いの中から選挙をしてみようということが決まり、次はどのように選挙をするのかという話に。

2016年度にスクールに関わったスタッフ・サポーター・ボランティアの人達をリストアップして、スタッフやりたい人の立候補を募ってプレゼンテーションをしてもらう。その中からでも知り合いを他薦するのでもOKで、生徒一人ひとりが自由に投票することになりました。

投票方法については「来てほしい人に○を付ける」ということだけを決めてスタート。一人にだけ票を入れたり十人くらい入れることもでき、中には票に順位を付ける子もいて、かなりカオス状態になった結果ひとつの票の重さが違いすぎてこれだけでは判断しきれないとのことから、再選挙をすることになりました。

最初の投票で1票でも入った人の中から、生徒一人が持ち点10点を最大三人のスタッフに割り振り、最も得点の高い候補者を来年度のスタッフに雇うという方法で再選挙。今回は最高得点の一人がスタッフとして選ばれ、2位以下の人はサポーターとしてスクールに関わってもらうという決定に。今度は皆が納得できる結果に落ち着きました。

頭をフル回転させながらの長い話し合いが続いた期間が終わって皆、ふぅ~と一息ついています。

 

スクールのミーティングに参加するしないが自由なのと同じく、スタッフを選ぶ投票はしてもしなくても自由ですが、自分は投票はいいやーと言って好きなスタッフがクビになったり嫌なスタッフが雇われるかもしれません。逆に、自分が個人的に好きなスタッフに投票したからといってスクールに必要な人材を雇えなければスクール運営が上手くいかなくなったり、最悪の場合つぶれてしまうかもしれません。

それほどまでの責任を生徒達が負うことで、すべてを決める自由を手にすることができるのです。

 

 

あとがき:八ヶ岳サドベリー初のスタッフ選挙をやってみて…個人的にいちスタッフとしては、いつ職を失うかわからないというある意味大きなリスクを背負うことになると思います。ただ、この時代に終身雇用や職を失う可能性が全く無い職業などあるでしょうか。また、それが一概に善といえるでしょうか。

スタッフ個人やスクールとしてもリスクを背負う引き換えに、生徒達が常により良いスタッフを選べるというサドベリースクールとしての大きなメリットを得ることができます。さらには現職のスタッフも新人候補と同じく横並びで選挙に挑むので、今の立場に甘えることなく生徒の活動やスクール運営のサポートで日常的にアピールしていく必要があり、この選挙にはスタッフの質を底上げしていく効果もあるなぁと思いました。

(スタッフ・かずま)