ブログ
News and Blog

自由と責任。

  • 投稿日:2019年09月21日
  • カテゴリー:ブログ

スクール卒業生による撮影。構図が上手い。



最近スクール生徒の親御さんと話している中で、「自由と責任」に関する話題で、とても示唆に富んだエピソードがありました。

スクールに登校するかしないかを親子で家で話しているとき、生徒の子がスクールに行かなかった日に「行ったよ」と言っていた事があって、その親御さんは「別にスクールに行っても行かなくてもいいけど、嘘をつく人は信頼できない。行ってないのに行ったと言う必要はないよ。」という話をしたそうです。

それから、親御さんの考えを伺うと「サドベリーでは、どんな活動をするかは自由、ミーティングに参加するかも自由、その日登校するかも自由だけど、ちゃんと自分でジャッジするのが大事で、それが自立に繋がる。」というお考えでした。

短期留学中のミーティング。ペットボトル1本の出しっぱなしをきっかけに、納得いくまでとことん話し合います。



確かに、サドベリーは行けばどんな事でも自由に学べる環境ですが、公立校のように、行けば自動的にカリキュラムが与えられたり、登校することが良い方向に評価されるということは一切存在しませんし、そもそも行かなければならない場所でも、誰かに行きなさいと指示されて行く場所でもありません。

「自由に学ぶ」とは、好き勝手や自由奔放に過ごすのではなく、自分で責任を持つということです。ときには自分だけでなく周りの人のことも考えて、互いの自由を尊重し合う必要もあります。

短期留学中。それぞれがそれぞれの活動。



先生に言われた通りのことをやる、親に言われたから仕方なくやる、ではなく、自分で考え自分で決める。

「自分で考え自分で決める」を(それも子ども時代から)尊重されるのが、サドベリーの特長だと思います。

「誰かに決めてもらう方が楽だから、サドベリーの自由は厳しい。」という感想を持つ方もいますが、それでは何歳になっても、決めてくれる人を探さなければ動けません。それも一つの生き方で、否定されるものではないと思いますが、自分で責任を持って学んでいけるサドベリーでは、どうすれば良いかが定められていない中で、常に何事も自分で考え自分で決める経験を積み重ねていき、「自立する」ことが当たり前のように身に付いていくのです。

公園にみんなで出かけた日。



今回の記事の写真、1枚目と4枚目はスクール卒業生が撮ってくれたものです。フォトグラファーを目指すだけあって、構図が上手いし、良い表情を捉えているなと思います。

(スタッフ・かずま)

 


9月前半のブログ

  • 投稿日:2019年09月16日
  • カテゴリー:ブログ


こんにちは9月前半のブログです。生徒が書きます。

今月は短期留学が行われていますがあまり書くことが思いつかないので今日は僕の登校中に起きている色々な物語を書こうと思います。

朝9時、目が覚めた瞬間から僕の決闘は始まっていました。

「スクールに行きたい、でも寝たい、でもスクールに行きたい、でも眠い」

と、決闘を30分ほど続けてから結局喉が乾い水を飲むためにベットから出ます。

そして15分ぐらい風呂に入ってるつもりが30分たっててもう家を出る時間、鞄を持ち玄関に行き靴を履いたと同時に今日一番の決闘が始まるためかなりの気合を入れます。

ドアを開けると一面が鬱蒼としたジャングル、今にもクロコダイルとかジャガーとかタランチュラとかクッッッッッソでかいムカデとかアリの大群とかハリソンフォードとかが出てきそうな森です。そんなめちゃくちゃ物騒な森を怖いから全速力で走りながら30秒という長い道のりを通り過ぎたら中途半端な道路に出ます。どういう風に中途半端かと言うと道の広さが結構広いように見えて車二台が通り過ぎるのがギリギリ無理なぐらいのほんまに中途半端な広さです。

しかもよく車が通るので僕が歩いてて前と後ろから車が来ると大抵俺が通りすぎるのを待った後車が動き出すのですがごくまれに、俺が歩いてるのに止まらない意味わからん人がいるのでめっちゃ足ひかれそうになったりバックミラーが腕と衝突することがあります。

その道を抜けるとアシナガバチの縄張りに入ります。

一回刺されたことがあるのでその部分は超本気で走ります。

そして電車に乗り甲斐小泉でおります。ここからは別に過酷な道ではないのですがひとつだけとてつもなく恐ろしい場所があります。道の途中に前まで空き家があったのですがその家の窓から長い髪はボサボサで顔が細長くて鼻は高くて目は細くて赤く光ってる感じの女がいつもこっちを見ていました。そしてその家は廃墟となり瓦礫しか残っていない状況なのですがやっぱあの女の人がまだいてもののけ姫の祟り神の体に瓦礫が鎧となって俺に襲いかかってくるのではないかと恐れていつでも戦える準備をしながら歩いてスクールに到着します。帰る時はこの逆のパターンです。

以上

ちなみに今日の夜、誰も触ってないのにゴミ箱の蓋が大きく揺れてみんながめっちゃさわいでました。


多数決

  • 投稿日:2019年09月05日
  • カテゴリー:ブログ


こんにちは。

今回は生徒が書きます。

かなり遅れながらも8月後半のブログです。更新が遅れてしまった事大変申し訳ありません。

最近スクールで多数決に対しマイナスなイメージを持っている人が多いのではないかという話をしました。
確かに僕の周りにも多数決という手段を嫌う人は結構いる気がします。
そういう人たちがよく言っているのが少数派を尊重できてないとか、100人中51人票を入れれば決まってしまって残りの49人の意見は見捨てられるなど、少数派の、、が多い気がします。

確かに少数派はの意見は通らない多数決もあると思います。

例えばあるスクールに10人の生徒がいたとして9人は猫が大好きで1人は犬が大好きで猫アレルギーだったとします。猫好きの1人が猫を飼いたいという議題を出しました。
そこで多数決を行った結果9人は猫が好きだったので賛成、人は猫アレルギーの上に猫が嫌いなので反対をしました。しかし多数決なので猫を飼いたい人の方が多かったので結果猫を飼い少数派の子は猫アレルギーだけど猫を飼うことになり苦しむ事になるということもありえます。

なら多数決ではなくて、全員が賛成するまで決定にしなければいいのでは?となるかもしれませんが、全員の意見が完全に一致することなどないと思います。さっきの猫を飼うかの例でいうと、猫アレルギーの子がいるので猫は飼えないで終わってしましますよね。

じゃあ猫を飼いたい子は猫を飼えない=やりたい事をやれないとなってしまうと思います。

つまり誰かが反対すれば永遠に決まる事がないし何も進まないのでみんなやりたい事が満足にできないスクールになるのではないのでしょうか。


なので八ヶ岳サドベリースクールでは、1人1票で何かを決めるときには多数決とする。議長は多数決の前に他に意見がないかを確認し、意見が出尽くした時点で決をとる。というルールがあります。
そして相手の事を尊重するという理念があるので相手を尊重した上で決を取ります。

そうなるとさっきの猫アレルギーくんも苦しまなくて済むのではないでしょうか、相手を尊重している以上猫好き9人くんたちは猫アレルギーくんが苦しむ事を考えその事を無視できなくなります。尊重してるから。

でも逆に猫アレルギーくんも猫好き9人くんたちの意見を尊重するので飼わないという選択は難しいのではないのでしょうか、そこでじゃあどうするかを話し合います。答えはいくらでもあると思います。猫を飼う部屋を決めてアレルギーくんはその部屋に入らないルールを作るとか。
猫小屋を作りそこで飼い猫はスクール内に入れないとか。アレルギーくんが普段からほとんど使っていない部屋で猫を飼うとか。

何れにせよ誰かが困っていたり苦しんでいるのに勝手に進むこともありませんし、途中から困ったことが出てくればまた相談できると思います。

このように僕は多数決もやり方をちゃんとすればみんなが納得できる結果になるのではと思います。

 

 


サマースクール!

  • 投稿日:2019年08月15日
  • カテゴリー:ブログ


8月から施行の新ルール【デモクラティックスクールネットワークの教育理念の一つ、学校運営の参加について。八ヶ岳サドベリースクールでは、スクールミーティングと運営ミーティングに、生徒とスタッフは、緊急(体調不良、事故、冠婚葬祭)と例外を除き参加する。例外はデイリーミーティングで承認されたものに限る。】ですが、8月1日のスクールミーティングから効力を発揮、12時のミーティング開始時間には全生徒&スタッフがスクールで待機していましたが、議題が無かったのでミーティングは開催されず、それぞれの活動に散っていきました。

この日までに、例外を認めて欲しい人はデイリーミーティングで議題を上げて、承認を得る動きもありました。

・スクール夏休みの前後に用事を入れたいから欠席を認めて欲しい。

・自分が出たい議題だけ参加したいし、予定があって毎回スクールに来るのが難しいから例外にして欲しい。

いずれも意見と理由を説明して、ルールを作った経緯とスクールとしての「学校運営の参加」の定義を再確認。「ミーティングに参加しないことを自分だけで決めれるとなると、その人に出てもらいたい・意見を聞きたいときはどうするのか」「そのときは言ってくれたら意見したり参加したりする」「自分は毎回参加したいからするけど参加しない人がいても良い」と話し合った後、例外にして欲しいという意見を認める形になりました。

先週はサマースクールを開催して、たくさんの方がスクールを見学・体験に来てくれました。

みなさんは、「人狼ゲーム」をご存知でしょうか?

街に紛れ込んだ人狼を推理して探し当てていくゲームです。昼に話し合いで誰か一人を街から追放でき、すべての人狼を追放できたら市民チームの勝ち、人狼と市民の数が同じか人狼の方が多数になった時点で人狼チームの勝ちです。

夜はそれぞれが能力を発揮できます。市民を襲撃して一人ずつ追放できる人狼、誰か一人を占い人狼か否かがわかる占い師、誰か一人を人狼の襲撃から守ることができるボディーガード、昼に追放した人物が人狼だったか否かがわかる霊媒師、特殊能力を持たない市民、などがいます。


 

他にも、裏切り者(人狼チームに所属、占われると市民と出る)、狂信者(裏切り者の能力に加えて、人狼が誰かを知っている)、王子(人狼に襲撃されても一度だけ回避できる。自分では市民と思っていて、王子であることはゲームが終わるまでわからない)、恋人(人狼、市民、占い師等の役職を持った上で、さらに恋人が居ることが知らされる。ゲームが終わって2人が生き残っていれば、恋人チームの勝利)などを、毎回ゲームバランスを考えて役職や人数を調整しながらプレイしました。


この人狼ゲーム、スクールでは定期的に流行ることがあって、かなり慣れている生徒スタッフも多いです。今まではアプリを使ってプレイすることが多かったですが、今週はゲームマスターをやりたい生徒が一人で進行をやって、とても盛り上がっていました。

推理しながら自分も演技しなければいけない緊張感があり、人によっては疲れてきて連続してプレイできないほど、かなり頭を使う遊び。頭を使って考えるということが好きな人ほど、面白いと思います。

毎回誰がどの役職をやるかで、全く異なるゲーム展開が繰り広げられます。慣れている人や騙すのが上手いから勝てるかというと、逆に疑われやすくなったりもして、単純な話でもありません。参加する人のキャラクターにも非常に影響されるので、色んな人に声をかけていて、サマースクールで来ていた方達を次々に誘ってはルールを教えて参加してもらっていました。


絵しりとり(※正解をこの記事の一番下に書くので良かったら当ててみてください)。

絵が上手い人の絵は次の人にすぐ伝わりますが、そうでもない人の絵はかなり考察が必要になります。人狼ゲームと同じで、上手い人とそうでもない人がいて楽しめるという点では共通しているかもしれません。


サマースクールで体験に来てくれた子が、facebookの日々発信を担当して書いてくれました。

4月から「感想タイム」を導入して、スクール構成員(生徒スタッフ親御さん)以外の人がスクールに来た時は毎回感想を聞いていて、見学のご家族、体験入学するお子さん、スタッフ希望の方、短期留学参加者の方、体験ワークショップ参加者の方、一般見学の方、など、色々な視点からの貴重なフィードバックをもらえています。

また、スクールへの質問タイムにもなっていて、生徒に聞きたいことを聞かれる方が多いです。見学の方は、スクールでは自由に交流して頂けるので、生徒に質問があれば常に聞けるのですが、何かしら好きなことや必要な活動をしている生徒を見て「話しかけていいのかな?邪魔にならないかな?やめておこう」と思われる方が多いようで、コミュニケーションを取らずに帰られる場合もありました。

今の生徒に聞くと、(見学の人と)話してもいい、むしろ話したいと言う生徒がほとんどなので、実は誤解している場合もあるのですが、結果的にはこの感想タイムがあることで生徒とコミュニケーションを取れるようになって、見学の方にとっても良かったのではないかと思います。

(スタッフ・かずま)

※絵しりとりの正解。(左上から右へ、右端までいったら一段下がって左から右へ)

もも、モアイ、井戸、ドーナツ、積み木、北風、金魚すくい、胃、囲炉裏、リコーダー、団子、ゴルフ、ふくろう、ウルフ、ギロチン、残念ながらクリアはならず…

 

 


7月後半のブログ

  • 投稿日:2019年07月31日
  • カテゴリー:ブログ


今月後半のブログはこうすけが担当いたします。

最近晴れ雨をよく見かける気がします。

ちょうど「天気の子」という映画を見て空に焦点が合ってるからなのかもしれませんがちょくちょく「あ、また晴れ雨だ!」とよく思います。

梅雨の明けかけというのもあるのでしょうか?なんだか一昨日ぐらいから急激に気温が上がった気がします。皆さん体調は大丈夫ですか?


僕は昨日少し水分補給を怠っただけで、何度もあちらの世界の方達から手を差し伸べられてる気がしてなりませんでした。

皆さんもお体には気をつけてお過ごし下さい。

最近デモクラティックスクールに通う上で親はだいぶ大きいな存在だと思ってます。

というのも、昨日、人とこの話をしてだいぶ考えたのでお話ししてみようと思います。

人は、家族、いや親の影響を一番受けて育つのではないかと思います。

というのも、どんなにデモクラティックが完璧に成り立っているデモクラティックスクールに通っていたとしても、親の影響が絶対的にあると思うのでどんなに周りが対等に関わっていたとしても親が自律できてないと子供も自律できないのではと思います。

親の影響が大きい理由は僕は人間の本能なのではないかと思っています。

雛鳥が親鳥の飛び方を見て自然と飛び方を覚えていくのと同じで人も親の行動、思考に似るのではないかと思います。

なのでどんなにスクールが対等に関わり続けたとしても親が変わらない限り子供も変わることができないと言う考えになりました。

なら親の考えを変えればいいのではないか?という考えに進んだのですが

その親には親の親がいてそのまた親にも親の親の親がいてとまたその親にも親の親の親の親がいてと永遠に終わらないない事に気付きどうにか親が子供に対等に関われる術はないだろうかと考えていましたがなかなか答えが見つからずずっと考えていました。

そしたら昨日、スタッフの人がその事について

「考え続けるのが答えなんじゃないか?」と言っていていました。

僕なりに整理をした結果、もし答えに到達したとしてもまたその先には新たな答えがある、またその答えの先には答えがあって終着地点は無いという考えに至りました。

なのでとにかく考え続けているのがある意味答えなのかもしれないなーと思いました。

まだ考え続けています。


学校運営の参加。

  • 投稿日:2019年07月17日
  • カテゴリー:ブログ


前回のスクールミーティングで、重要なルールが決まったので、経緯を書きます。

八ヶ岳サドベリースクールが正会員として所属している、デモクラティックスクールネットワーク※通称デモクラネット(http://democratic-school.net/)の教育理念の一つである「学校運営の参加」について、スクールとしてどう考えるかを話し合いました。

※学校運営について、八ヶ岳のパンフレットには「スクール全体のことはみんなで話し合って決めます。」と書かれており、デモクラネットのパンフには「誰もが議決権を持っています。」と表記されています。

もし「みんなで話し合って決めます」なら、文字通り捉えると皆で話し合わなければならないので、皆はそれでいいのか、それに「個人の権利を尊重する」との兼ね合いはどう考えるのか(簡単に言えば、話し合いたくないのも尊重したら話し合えないけど、嫌々話し合っても尊重ができない矛盾がある)、等を話し合いました。

サマースクールどんな人が来るんだろう?とチェック。



デモクラティックスクールであるからには、デモクラティックでなければなりません。そこも確認しながら話を進めました。これに関しては、民主主義はとても広いので「集団の構成員がその集団の主権者であること」が満たされていればクリア、デモクラネットパンフの「誰もが議決権を持っている」でもクリア、学校運営の権利は持ちつつ面倒なことは大人や誰かに任せてもクリアだと共有しました。

ここで、デモクラティックスクールと言っても色々な手法が取れることがわかった上で、生徒の皆はどうしたいのか?を話した結果、参加していた全員が「学校運営をしたい、してもいい」と意見したので、「みんなで話し合って決める」の方向になり、次はそれをどのように実行するかの話に移ります。

最初は全ミーティングに全員参加する?という話が出ました。それもいいかもと言った人もいましたが、それほど重要ではない議題もあったり、休みたい日もあるということで、「何が学校運営なのか」を具体的に話し合います。現在のパンフレットに載っている「ルール、予算、学費、スタッフ人事」はそうだとして、他に「週1回のスクールミーティングで話し合っていること、構成員(生徒スタッフ親御さん)全体の運営ミーティングも学校運営に入ると思う。」と意見が出ました。

今、スクールミーティングと運営ミーティングで話し合っていることが学校運営なのであれば、それに皆が参加するルールを作る方向でまとまり、次は文章をどう決めるかの話に。「必ず参加する」という言葉を入れようと意見が出て、「いいと思う~」と言ったそばから必ずという言葉の意味を調べ、「例外を認めないという意味がある、それは嫌だ。」とまた考えます。このルールの対象は誰なのかも考えて、運営ミーティングに参加する親御さんは?という問いには「いや仕事してるから無理~!」と各生徒が揃って首を横に振りました。

気まぐれに活動したりしなかったり。



他にも「体調不良とかは仕方ないとして、緊急の場合はどうする?緊急で遊びたくなったとかはありなの?」「葬式とか色々のことなんて言うんだっけ?」「緊急の定義を決めておけばいいのでは」「奥田民生のライブに行きたい」「緊急以外にも、例外で認められたらOKにしたい」等と、一言一句の意味を詰めていく話し合いを経て、最終的にまとまったルールがこちらです。

以下原文==

「デモクラティックスクールネットワークの教育理念の一つ、学校運営の参加について。八ヶ岳サドベリースクールでは、スクールミーティングと運営ミーティングに、生徒とスタッフは、緊急(体調不良、事故、冠婚葬祭)と例外を除き参加する。例外はデイリーミーティングで承認されたものに限る。」

======

また、現在スクールにほとんど来ていなくて「将来(近い未来)行きたくなったときのために在籍している」と言っている生徒は例外でいいのではないか、その生徒は例外と決めておいて、本人にそれでいいか確認する。今回ミーティングに参加してない人に、ルール的には移譲とみなすけど、ルールが決まった後でも嫌なら言ってくれたらいいし変えることもできることを改めて共有したり、「毎回ミーティングに出やすくするようにミーティングの時間を変えたい。」と動いている生徒や、留学中の生徒が帰ってくる時期など、諸々のことを考えて、このルールを8月から開始にすることが決まりました。

====

あとがき

みなさんは「ルール」をどう捉えていますか?

ルールを縛る・縛られるものと思うと窮屈に感じるのかもしれませんが、スクールでは自分から動けばいつでもルールを作る発案ができますし、出来たルールに対してより良いと思う形を提案したり、要らないと思えば無くしたいと意見することもできます。誰かの発案、提案に対して、これは良いと思う、これは良くないと思う等、プラスもマイナスも含めて、様々な意見があることを経験できます。

今回も皆かなり真剣に話し合っていましたが、真剣さの中にも常に笑いや和みはありますし、個人的には「○○しなければならない」と囚われるような窮屈さや、雰囲気が暗くなるような深刻さは無いように感じています。どんな意見もないがしろにされず、対等に尊重されることで、この環境が成り立っているのです。(スタッフ・かずま)

 


自分ごと。

  • 投稿日:2019年06月26日
  • カテゴリー:ブログ


連日投稿、6月2本目の記事です。

今日の運営ミーティング(生徒、親御さん、スタッフ全員が参加できる会議)に「八ヶ岳サドベリースクールをつぶすか存続させるか」という議題が出ました。議題が出た経緯は(前回の記事と重複しますが)、以下の通りです。

ある日、Facebookの日々発信を誰が担当するかの話し合いのときに、「これ何のためにやってるんだっけ?」という一言から、経緯をみんなで再確認していくことになりました。日々発信はスクールを広報するため。日常の様子を知ってもらうため。それを見て興味を持ってくれたら、見学に来たり入学に繋がるかもしれないから。今年度、生徒を5人増やす予算を組んだことからの動き。

去年度の後半、本2019年度の予算についての議題で、現状の予算のままスタッフを増やすためには生徒を5人増やす計算をしないといけない、それでもいいの?ということが話し合われていたのですが、当時会計担当だったスタッフと現在卒業した生徒が参加して話し合っていたことは今の生徒みんなも覚えてましたが、自分達がよくわかってなかったままに進めてしまっていたことに気が付きました。

それから、予算を変えるなら、人件費下げるとか、学費上げるとか、校舎変えるとか、公園でやるとかもできるけど、と話が展開していき、ある生徒が「誰かがやってくれるならそれでいいけど、自分達がやるってなったら、やりたいかどうか自分の気持ちがわからない、だからみんなの意見も聞いてみたい」という思いを出したことで、スクール構成員(生徒、親御さん、スタッフ)の運営ミーティングに「全員参加希望」を付けて議題を出すことになりました。

このような経緯で議題が出て、その後どうなったかを書きたいと思います。全員参加希望を付けた翌日の運営ミーティングには、生徒3人(+1人体調不良で来られずラインで意見する)親御さん2人スタッフ2人が参加しました。まずはデイリーミーティングの時の話の流れを説明。5人増える予算を組んだことを自分ごととして考えている人と、そうではなかった人がいたことがわかりました。誰かがやってくれればそれでいい、そこまでスクール運営のことを考えていなかったのなら、そもそも、このスクールが必要なのか、という話にもなりました。

「自分ごとになっていなかったら、経営、人事などを話し合っているデモクラティックスクールではなく、フリースクールじゃない?」「みんな色々なことを考えるようになって来て自然なプロセスとも言えるし、今まではデモクラティックスクールとして成り立っていなかったという見方もできる。」という意見も出つつ、自由と責任の話にもなり、「お金のことや人事のことについて権利があるってことは自由があるってこと。ただとのためにはやらないといけないことがあるっていうことじゃないかな。」「自由の幅は広いけど、沈没することもある場所。」「それを心底理解してる?理解していく段階?そういうことを理論立てて考え始めたのかも。」「デモクラティック以前に、そもそもこのスクールの存在をみんながどう思っているのか?」などなど。

このことについて「スクール全員(生徒親御さんスタッフ)に聞いてみたい、けど興味がないという人もいるかもしれない。無理に聞きたいわけではない。」という話になりました。「ここがなくなったら、どうするの?とか」→どうやって聞く?→ラインとかだと簡単だけど微妙なニュアンスがわからないし誤解が出る→アンケートにして投票するようにしたらどうか→項目作って投票してもらう。

ということで、八ヶ岳サドベリースクールは、あなたにとって、どんな存在ですか?
1.なくちゃ困る 2.あってほしい 3.できればあったほうがいい 4.なくても別にいい 5.必要ない 6.どっちでもいい 7.その他
の項目でアンケートを実施することになりました。果たしてどんな結果になるでしょう?

 

ざっと書きましたが、2時間くらい話していました。あれもこれもと話が出てきては、今はまずここから話していく方がいいのではとまとめながら「スクールを自分ごととして考えているか」を考えました。このような話が無くては、ミーティングでルールを決めたりスタッフ人事の話し合いなども、なんとなくで惰性になってしまったり、中身の無い張りぼて状態になってしまうと思います。

開校当初から通っていてミーティングでよく議長をしたり意見も出していた生徒が3月に卒業したり、4月から新しいスタッフが増えたりして、スクールのメンバーは変わっていきます。メンバーが変わればスクールは変わります。生き物のようなスクールの日々の中で、根本的な話を共有した、梅雨の合間の1日でした。

(スタッフ・かずま)

 


寝坊し続けた結果…

  • 投稿日:2019年06月25日
  • カテゴリー:ブログ


遅れてきた6月1本目の記事です。スタッフかずまが書いていきます。

実は6月は広報担当の生徒が書くことになっていましたが、家で夜中までゲームなどをしていて、スクールで約束があったり来たいと思っていた日に寝坊し続けた結果、生活習慣がおかしくなってスクールに来れなくなったので、今週1週間はスクールを休んで生活を改善することに。ブログの更新のことは今週の頭になってスタッフに頼んだという経緯です。この音楽をしてる写真のドラムを叩いてるのが生徒、ギターを持っているのがスタッフ(自分)です。

最近のスクールはというと、いつもそうですが、色々ありすぎるほどに色々なことがあります。今回の記事では、日常の活動の様子を見ていただきながら、今の八ヶ岳サドベリースクールがどんな学校なのかを感じたり考えてもらえたら幸いです。

Facebookの「日々発信」をご覧いただける方は、スクールの「今」を見てもらえると思います。→Facebookページ


会計監査。スクールの会計担当が正確な業務を行えているかを月に1回チェックする担当です。今年度は小学生年齢の生徒が担当になりました。国語、算数という形での教科学習はしていない子ですが、スクール全般の会計資料を一つ一つ理解しながら、ときに2時間くらいに及ぶ作業も、きっちり集中してこなしています。実際に、会計担当のミスを数点発見したり改善点を見つけることもありました。


スクール校舎だけが学びの場ではありません。ある雨の日には、山梨県立美術館で開催中だった「デザインあ展」に行きました。行きたいメンバーで、スクール活動中にスタッフに車を出せるか交渉して、ガソリン代を行くメンバーの自腹で割り勘にして行ってきました。


カラオケに出かけた日もありました。その日いるメンバー全員で行きたいねとなったので、ミーティングに出してスクールを閉めることと、もし来たい人がいたらスクールを開けに戻るという決を採って、行ってきました。


大阪のUSJへ旅行する「青春しようぜ☆」の企画も遂に実行されました。これはスクール活動中かつ、スクールの生徒活動費を使いたかったので、プロジェクトとして企画をして、予め計画を立ててミーティングでプレゼンをして承認をもらって予算も獲得して行ってきました。

スクール外でも様々な活動が展開されています。外での活動に関するルールで、新しく「外出基準リスト」というものが作られました。今まで「一人で外出できるのは中1以上。小6以下の人は2人以上で外出できる」というルールがあり、特に困る人はいなかったので触れられてこなかったのもありますが、ある生徒が年齢だけで分けないやり方にしたいという提案をしたことに始まり、スクールとして安全面への配慮をどう考えるかなどを話し合い、新しく「本人の希望と保護者で相談して、一人一人基準を外出基準リストに書き込む」というルールが作られました。


そして一番最新の話題としては、この記事を書いてる日の出来事ですが、Facebookの日々発信を誰が担当するかの話題のときに、これ何のためにやってるんだっけ?という一言から、経緯をみんなで再確認していくことになりました。

経緯としては、今年度の予算を組むときの話し合いで、現状の予算のままスタッフを増やすためには生徒を5人増やす計算をしないといけない、それでもいいの?ということが話し合われていたのですが、当時会計担当だったスタッフと現在卒業した生徒が参加して話し合っていたことは今のみんなも覚えてましたが、自分達がよくわかってなかったままに進めてしまっていたことに気が付きました。

それから、予算を変えるなら、人件費下げるとか、学費上げるとか、校舎変えるとか、公園でやるとかもできるけど、と話が展開していき、ある生徒が「誰かがやってくれるならそれでいいけど、自分達がやるってなったら、やりたいかどうか自分の気持ちがわからない、だからみんなの意見も聞いてみたい」という思いを出したことで、スクール構成員(生徒、親御さん、スタッフ)全員が参加する運営ミーティングに「全員参加希望」を付けて議題を出すことになりました。

結果どうなるかは今の時点ではわかりませんが、このような話題も、逃げることはない一方で重苦しくもなく、みんなの意見が出せて対等に話し合えるのが、デモクラティックスクールと言われる所以です。

ブログを書くときは、いつも書くことはあまり考えずに書き始めて最近のスクールであった出来事を中心に書いていますが、書こうと思えばいつまでも書いていられるくらい、何かと出来事は色々とあって話題に尽きませんね。(スタッフ・かずま)


やれる人がやる。

  • 投稿日:2019年05月30日
  • カテゴリー:ブログ


今回の記事は、広報担当の生徒が、前回の記事を書いて疲れたから休みたいということで、同じく広報担当のスタッフが書きます。

今HPを色々作り変えようと話し合って動いていて(たとえば→今のschool文化説明)、その中で、写真を新しくしたい、今いるメンバーの写真を上げていきたいということで、活動中の写真を撮ることに。

遊んでいる雰囲気を撮りたいということで、遊んでる風景を撮ってもらってもいい生徒とスタッフがUNOで遊び、「写真には自信がある」と言う生徒が写真を撮る担当になって、”いい感じ”の写真を狙いました。撮るために遊ぶというより、UNO自体がかなり盛り上がって、3時間くらい続きました。何十枚か撮ってましたが、結果的にこのUNOの風景は、HPに載せる写真選考のときには選ばれませんでした。せめてここで使っておきます。笑

 

このように、八ヶ岳サドベリーには「やれる人がやる」という文化があると思います。

ミーティングの時間になったら、まず議長と書記を決めるところから始まりますが、その時々で、やりたい人、やりたくない人、議長ならやってもいい人、書記だけは嫌な人、できれば誰かにお願いしたい人、議長書記を頼むために参加を呼びかける人などがいます。みんなの希望を聞きながら話し合いますが、全員の希望がそのまま叶うことは稀です。やりたい人とやりたくない人が毎回バランスよくいるわけでもなく、実際は議題ごとに書記を変わって一人一人の負担を減らしたりするときもあります。

どんな人も価値観も対等に存在するスクールなので、誰かが一方的にやりなさいと指図することはありません。時間がかかっても話し合いで決めていきます。そして、決めた後でも、流動的にまた変えていくことができます。

ちなみに、現在の掃除ルールは「やりたい人が委員会メンバーになってやる」と決まっています。このルールに関しては、ある意味やりたい人やりたくない人のバランスだけで保たれているので、バランスが変われば即話し合われるような気がします。笑

 


先日から、スクールのTwitterがスタートしています。

○八ヶ岳サドベリースクールTwitter
@yatsugatakesvs

Facebookで日々の活動のことを発信する「日々発信」もしていますが、6月以降は分担制と決まっていて、生徒やスタッフが発信していくことになると思います。

この分担制も、やりたい人、やってもいい人、低頻度なら担当してもいい人、微妙な人、そもそもスクールにあまり来ない人などがいる中で、「やれる人がやる」で成り立っています。

 

ただ、「やれる人がやる」という文化は、一人一人が自由に活動しているだけで成り立つのかと言われれば、少し疑問符が付きます。「めんどくさい、誰かがやってくれればそれでいい」で終わる可能性も常にありますし、「やったことがないけど、チャレンジしてみよう」と思うこともあると思います。スクールの活動中も色んな出来事が多々存在しています。

先述の写真撮影、ミーティングの議長書記、発信の分担制は、そもそもそれをやる必要性を話し合ったり、スクールとしての目的を考えたりして、みんなも実感したからやっていることです。ただ単純に、写真を撮るだけ、議長書記の役をやるだけ、文章を書くだけでは、必要性がわからなかったり目的がありません。

校舎内で虫が出れば、虫が苦手な人は虫が苦手ではない人に対処をお願いしに行きます。その人が他の活動していても「ちょっとごめん今来てくれる?」と交渉して、苦手な理由も説明して、来てもらったりします。虫が苦手ではない人は助けるには自分がしている活動を止めなければなりませんが、そこで必要性や目的を実感すれば、行動に移ると思います。

 

やりたい人もやりたくない人も、対等に存在することができます。ただ、対等に存在できるスクール環境を維持、更新、改善していくためには、必要なことや、目的をもって進めていかなければならないことも出てきます。常に民主的に話し合うに尽きるのですが、その都度そもそもの目的や必要性を根本から話し合います。

その、根本的な部分を毎回よくよく話し合って理解しながらスクール活動を進めていくことが、「やれる人がやる(行動すべきときには行動する)」という文化に繋がっていると思っています。

(スタッフかずま)


4月と5月のスクールの出来事。

  • 投稿日:2019年05月17日
  • カテゴリー:ブログ


先週オープンスクールと研修がありました。

オープンスクールに3組のご家族、研修に3人の方が集まってくれました!

皆さん色々興味をもって、ミーティングにも参加してくれて、「スクールがゲームばかりしてる学校と言われていることの対応」という議題では、スクールが一般の人からネガティブに捉えられていたので、まずは、そう思われてもいいのか、スクールのみんなで意見を出しました。

「ちょっと嫌、かなり嫌、仕方ないんじゃないか、反論はしたい、ゲームばかりではないと言いたい、他のこともしていると言いたい。」という意見が出てた中で、研修生も意見を出してくれて、「そう思われるのは嫌だ、どういう良さがあると発信していきたいのか?というのを生徒の皆に聞きたい。」という意見を出してくれました。それに対して生徒は、スクールの良さは「時間を有効活用できる、自分のやりたいことをとことん追求できる、環境を整えることができる」と答えてました。

そして、引き続き、どう発信するかを話し合っています。

その後に、オープンスクールに参加した方に感想を聞く機会があり、「保護者の意見を聞けたのが貴重だった」「保護者さん生徒さんスタッフさん色々な人が作ってる場なんだと改めて感じました」「いつもより思いっきり本を読むことができた」など他にもたくさん感想を言ってくれました。

このように、スクールと直で触れ合えるような機会をこちらから作っていけたら、第三者の立場でミーティングを眺めているのではなくミーティングに参加してる一人として関わるということを体験してもらえてスクールをより理解できると思うので、これからも積極的に続けていけたらと思います。


今年度新しくスタッフになった方がスクールの改善点を積極的に見つけ、ミーティングに改善したいという議題を出してくれてます。この前のスクールミーティングではなんと議題が10個も出ていました。そのうちの半分以上がそのスタッフの議題で、スクールの改善につながるような事でした。たとえば今年の予算で5人増やそうという計算で進めているので、スクールを広めるためにツイッターの方が年齢層も広いしやっている人もかなり多いからツイッターをらないか?だったり、「ミーティング議事録にふりがなをふるというルールを毎回毎回ふりがなふるのも大変だし、今漢字を読めない子が少ないとか読めない子がいた時は読める子に聞けばいいのではないか」などの理由でふりがなをふるのを消したなど、たくさん提案してくれて今までにはない価値観が入りどんどんスクールが活性化していると思います。

スクールでは、生徒がスクールに必要なスタッフを選ぶので僕は雇って良かったと思っています。

 

先週ある一つのプロジェクトが通りました。そのプロジェクトは「青春しようぜ☆」というUSJに行く企画で、プレゼンをしていました。生徒2人スタッフ1人の3人メンバーで2泊3日の旅だそうです。予算はチケット代、交通費ガソリン代、高速代、宿泊費、夕食代プラス予備費で合計15万円です。

前日のデイリーミーティングでプロジェクトへのアドバイスを求めて議題を出し、色々な意見を企画に反映させていて、その中で、どれだけ本気なのか・なぜ行きたいのかを聞くと思うという意見があり、プレゼンまでに考えていました。

プレゼンでは、一人は「家族で行くと全てチケットなど手配してくれる、皆で考えてスクールとしてのお金でみんなで計画して、考えることが大事だと思う、ここまで来た達成感は将来役に立つ、計算が苦手だからいい経験になったと思うこのあともやくにたつ」と言っていて、もう一人は「ちゃんと自分たちで調べて企画してミーティングに出すことは大事だと思った。自分では頑張った方だと思っている、他人任せではなく自分たちで考えて行動する」と言っていたり、他にも色々説明していのですがちゃんと細かく覚えてないので割愛させて頂きます。

 

今週のミーティングで人が写っているいる写真をネットに上げることについて話し合っていて、一旦人が写っている写真の掲載を見合わせています。

広報の仕事を初めて一か月が経ちましたがまだ慣れません。もともと僕は文章を書くのが苦手なのでこの文を書くのにも二週間かかりました(ˉ ˘ ˉ; )

大変でしたがこれからもみなさんに、よりスクールの事を理解してもらい広められるよう努力するのでよろしくお願いします。

(こうすけ)