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夢を追いかける。

  • 投稿日:2018年07月12日
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ある日、絵の具を使って「何を描こうとかは考えずに思うままに描いてる」と言いながら絵を描いている子がいました。

絵を描くことで、絵が上手くなるから、色の混ぜ方を覚えるから、将来に繋がるから、その活動に価値がある、なんて思いますか?

 

サドベリースクールは、子ども達が自分の好きなことを好きなだけできる学校です。みんな夢や何かやりたいことを見つけてそれに向かっているような?イメージもあるのかもしれません。一般の方から「夢が見つからない子はいるんですか?」という質問を頂くことがあります。

大人の皆さんは、「あなたの夢はなんですか?」とか「夢に向かって日々何を実行していますか?」と聞かれてすぐに答えられるでしょうか。すぐに答えられない人も少なくないと思います。そもそも、夢とは何なのでしょうか。就きたい職業だったり具体的な目標だったり、「日々楽しく過ごしたい」とか「自分のモットーを大事にする」といった生き方のようなものでもあるかもしれません。みんなが常に持っているわけでもないし、子ども時代に早々に決められるものでもなく、人生何十年もかけて探しても見つからないこともあると思います。


確かにサドベリーの子達は毎日好きなことをしています。でもそこには「これが自分の夢だ!」という意識は特にないように思います。もちろん中には将来やりたい職業などがあり、それについて勉強をしたり練習をしている子もいますが、「子ども達を評価しない」のがサドベリーの重要なポイントです。夢を見つけて追いかけているから偉いとか有効とか、将来のことを考えていないから駄目というような価値付けをされません。


もしかしたら誰にも言わずに野望を秘めている子もいるかもしれませんし、夢があってもなくても、子ども達は常に自分で決めて着たい服を着て食べたいものを食べ、話したい人と話し遊びたいように遊んでいます。何の問題があるというのでしょう?

 

(スタッフ・かずま)

 

 

 


「考え方を否定されても、自分は否定されない。」

  • 投稿日:2018年06月22日
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[ミーティングの様子]

[ミーティングの様子]



「考え方を否定されても、自分は否定されない。」

この言葉は、今年の短期留学に参加した子の感想の一部です。「自分と違う価値観を持つ人から自分と違う意見を言われたとき、その人と自分が違うのは考え方なのであって、自分を否定されることはない。」と言うのです。
この子は「以前は違う意見を聞くと自分の存在自体が否定された気がしていた」とも言いますが、こう考えられるようになったのはとても良い気付きだなぁと思います。

詳細は以下の感想一覧から、本人が打った文字で読んでみてもらえたらと思います。普段はスクールの広報担当をしているスタッフがブログ記事などを発信していますが、実際にスクールで学ぶ生徒の子達の声をお届けして少しでも雰囲気が伝われば嬉しいです。

===

[近くの公園で!]

[近くの公園で!]



※過去に短期留学に参加した子の感想。

【単発で参加しての感想】

・留学に来ている子やスクールの生徒の子と遊ぶのが楽しい。

・騒いでるのが好き。広い。虫出る。自然多い。コンビニがすぐ閉まる。

・むっちゃ星が綺麗に見える。スクール付近に美味しい料理屋さんが多い。

・みんなが暖かい。周りの人への気遣いがある。人の話を遮る人がいない。最後まで人の話を聞く。

・自分の意見が認めてもらえる。自分の意見をみんなしっかりもっている。陰口や意地悪がない。

・ミーティングで自分たちの改善点を出して、ルールを決めていく。

・みんなそれぞれ得意なことがある。認めてもらえるから自分を素直にだしている。

・自然の中で思い切り遊べる。自然についての疑問を持ったらすぐに調べていた。

・山にかかる雲の動きが早かった。湧き水を汲んで飲んだ、美味しかった。富士山をみながらアイスを食べると味が変わるという表現をしていた

・みんな素直に言葉に出して、気持ちを言う

・笑顔が多い

[身長を遥かに超えてます!!]

[身長を遥かに超えてます!!]



【複数回参加しての感想】

・ここで、ここに集まった子達と一緒にいるのが楽しい。

・短期留学に来るようになって、10日間という有限の時間を経験して、一瞬一瞬を楽しもうと考えるようなった。

・最初に来た時は初めての環境で知らない人も多く、違う考え方の人に自分のことが否定されるような気がしていた。考え方と自分は同じだと思っていたから、考え方を否定されるのは自分を否定されることと同じだと思っていたけど、自分の考え方と自分の存在は違うものだと思えるようになったから、今では自分を否定されることはないと思えるようになった。

・何回も来ているから八ヶ岳に友達もいて、いつも会えない友達と会えたりするのが楽しい。色んな人と友達になりたいと思っていて会ったことない子も来てるから、友達を増やせたり交流ができる。色んな人と遊んだり話すことによって、その人の趣味が知れるし自分の知識も増える。

・今までは周りに合わせたり流されやすいこともあったけど、自分の意見ははっきり言えるようになったし、ミーティングの話し合いに参加したり活動の企画をするなど色々積極的になった。留学に来ると身長が伸びることがしばしば。

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[短期留学終わりの集合写真]

[短期留学終わりの集合写真]



一般の方の「実際に通う生徒の子達の声を聞いてみたい」という意見は少なくないです。確かに「カリキュラム・デストのない学校で子ども達はなにをしているんだろう?」という疑問が生まれるのは不思議ではありません。

しかし子ども達の活動を「評価しない」のがサドベリーの大事な特徴です。周りの大人の期待があろうとなかろうと、生徒の子達はミーティングに出たければ出て必要がなければ出ないように、広報活動に興味があればやりますし興味がなければやりません。

ただ最近は説明会で自らスクールの説明をする子がいたり「ブログを書いてみようかなー、Q&Aコーナー作ろうかなー」とか「イベントに出て一般の人と話したい」などと話している子達もいるので、もしかしたら生の声が聞ける機会があるかもしれません。乞うご期待です。(期待しすぎない程度に…笑)

(スタッフ・かずま)

 

 


元スタッフから見るスクールの変化。

  • 投稿日:2018年06月07日
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今回は少し毛色を変えた記事になりますが、数年前まで八ヶ岳サドベリーのスタッフをしていた「きむさと」さんにお話を伺いました。現在はスクールサポーターとして、必要な時に呼べば来てくれるサポーターとして関わってくれています。今回日常の活動サポートに来てくださる機会があり、数年ぶりにスクールの日常に入ってみての感想です。

 

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みんなと色々遊びましたが、室内で『危ないと言われたボール遊びはやめる』というルールをギリギリ守っての野球をしたり、罰ゲーム付きのUNOをみんなとやってとても楽しかったです。楽しい時間を目一杯とれるのがサドベリーの魅力。そのようにして限りある人生、『自分』にとって大事な時間としていく姿勢が自然と身についていきます。

スクール運営の方法や役割分担なども大分明確になってきており、生徒の人数が増えたりスクールに長く通う子も増えて、すべての決定をミーティングで民主的に話し合って決めていくという文化が大分根付いてきています。生徒とスタッフも、大人と子どもではなく対等な一人の人間として関わるあり方がよりハッキリしてきています。

留学中の食事の準備に関しても、当たり前のように大人が「失敗をしないように」先々の計画やスケジュールを決めるのではなく、子どもも大人も関係なく自分がやりたい役割を自然と担って行動していて、無計画なように見えても他人を尊重しながら全体としては上手く収まっています。

誰かが仕切ることをしなくても、もちろん全てが上手くいくわけではないですが、失敗することからも多くのことを学んでいます。「失敗」という経験を得たことで、次また失敗しないためのほぼ一生の学びとなります。

また、ミーティングがあることで、自分一人だけでは流してしまうような過ちもみんなの前で話すことでしっかり反省して、なぁなぁにすることなく次に繋げることができています。自分に厳しい人が、「こんな失敗をしてしまった」と話す時も、他の人から、「それは失敗ではないのでは?」と言われることで、自己肯定感が高まることもあります。こうしてコミュニケーションをとることで、本人にとっても他の人にとっても、スクールにとっても学びになり、より良いコミュニティへと発展していきます。

「子どもを子どもとして扱うと、いつまでも子どものままである。」

「子どもが自立した人生を歩むためには、いち早く一人前の人間として扱うことだ。」

「尊重される環境でこそ、人は人を尊重できるようになる。」

by Satoshi Kimura


このように、以前スクールに関わっていた人が引き続き関わりを持ってくれるのは、とてもありがたいことです!

(スタッフ・かずま)

 

 


先生のいない学校。

  • 投稿日:2018年05月18日
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サドベリースクールには、「先生」はいません。生徒達に雇われる「スタッフ」という名称の人が毎日活動をサポートしています。今回はここをもう少し詳しく説明したいと思います。

 

「カリキュラムなし、テストなし、先生もいない」というサドベリーの特徴は、一見ないない尽くしのよう見えますが、これは既存の学校の価値観に合わせた宣伝文句になっているからです。

色々な事や物が「ない」というよりは、自分で作り決める権利が「ある」のです。シンプルに言えば「何をする(しない)かを自分で決められる、自分の評価は自分でする、誰を先生にしてもいい」ということですね。

何かを学び得ていくとき、身近にいる生徒やスタッフなど知っていそうな人に聞くこともあれば、専門的な知識をサポーターの方に教わったり、もっと広い層の人や施設を求めて街へ繰り出したり、インターネットを駆使してYouTubeの動画で情報を得たり、自由な子ども達の学び方は本当に多種多様で、誰にも測り知れません。


 

サドベリースクールは「子どもは生まれつき、必要なものはすべて持っている」という考え方で成り立っています。ここでは「先生」と呼ばれる大人が子どもの人生を管理・把握しなくても、自分で考え自分で行動していけると信頼されています。

独学で色々学んでいくこともあれば、誰かに教えてもらう方法をとることもありますが、その根本は「あらかじめ決められた先生がいて…」ではなく「自分の必要に応じて自由に先生を作っていく」というあり方なのです。

 


今年創立50年を迎えたアメリカボストンのサドベリーバレースクールのスタッフ・ダニエルグリーンバーグさんは「子どもは経験が無いからより経験のある大人の言うことを聞くべきという理屈がまかり通るなら、世の中はすべて老人が支配することになります。そんなことありえますか?」とも仰られています。

支配する・される関係にない子ども達は、大人が予想だにしないほど、本当に伸び伸びと自由に、やりたいこと、好きなことをしています。「先生(導く大人)がいなくても大丈夫なの?」と思う方もおられるかもしれませんが、ぜひ一度スクールの日常を見学されてみてください。一目見たら、わかっていただけると思います。

(スタッフ・かずま)

 


デモクラネットの合宿。

  • 投稿日:2018年05月07日
  • カテゴリー:ブログ


GWの連休中に、デモクラティックスクール・ネットワーク(通称デモクラネット)の交流合宿がありました。今回は八ヶ岳サドベリーにて開催。

※デモクラネットとは…日本各地にあるデモクラティックスクール、サドベリースクールが集うネットワークで、日常的にMLやSkypeで情報交換をしたり、年に一度合宿という形で実際に会って交流もしています。

デモクラネットHPはコチラ→http://democratic-school.net/

 

日本各地のスクールから、生徒、スタッフ、保護者などの関係者をはじめ、卒業生で社会人になった方々や、スクールを立ち上げたい方、スタッフになりたい方、興味がある一般の方なども参加されていました。印象的だったのは、各スクールを体験入学中のご家族の方々もいて、今からサドベリーのことを知っていく段階で、各地のスクールの人と交流できるのはとても良い機会になっていたと思います。

各地の生徒(メンバー)の子達も多くいる中で、子どもと対等に関わるスタッフのあり方や、大人と対等に関わる生徒のあり方は、とてもシンプルでわかりやすく気持ちの良いものです。一方では、スクール運営上の問題点や課題などを各地の例を参考に、具体的な改善策を考えたりも。

自然体で過ごす子どもや大人達からそこにいるだけで感じとれる「デモクラティックな空気感」のようなものもあれば、スクールのシステムをどう作るか?といったテクニカルな部分で多くの知識を得ることもできる、日本のデモクラティック(サドベリー)スクールが一気に凝縮されたような3日間でした。

 

ここ数年は毎年恒例となっている合宿なので、興味がある方はぜひデモクラネットに加入して頂いて(個人会員になれば一般の方でも来れます)、交流しに来てもらえたらと思います。

初対面の人も多い中で、思い切り遊びまくったり夜通しこんこんと語り合ったり、とても楽しくもありながら、よくよく勉強させてもらいました。遠方の方も多かったですが、参加頂いた皆さん、ありがとうございました。

(スタッフ・かずま)

 


卒業プレゼンテーション。

  • 投稿日:2018年04月10日
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先日、今年度でスクールを卒業したい子の「卒業プレゼンテーション」が行われ、卒業が認定されました!

サドベリーは、入学するときも本人が決めるのと同じく、卒業・自主退学するタイミングも本人が決めます。日本各地のサドベリーでは、大学・専門学校へ進学する子や、就職・起業する子など、色々な子がいます。八ヶ岳サドベリーは6年目のスクールで、正式な卒業ルールがまだ決まっていなかったので、卒業したい子自身から「卒業ルールを作りたい」という提案をするところから。

何を持ってして卒業を認めるのか、スクールを辞めるにしても「卒業」と「自主退学」は何が違うのかなどを話し合いながら、最終的には、本人が卒業したいと思った年度末に事前に申請しておき、「八ヶ岳サドベリースクールで何を学んだか」をスクールミーティングでプレゼンして、質疑応答を経て過半数の賛成が得られれば卒業を認定する。というルールが決まりました。

 

卒業プレゼンの日程は事前に知らされて、参加したい生徒とスタッフが参加します。プレゼンをする本人も周りのみんなもとても真剣な面持ちで、普段の和やかなミーティングよりも少し緊張感のある中でプレゼンテーションがスタート。


プレゼンでは、「サドベリーに通って、時間に余裕ができたことで、自分はスノーボードやダウンヒルが好きで、やりたいことが見つかった。サドベリーでできることはやりきったと思うから卒業したい。将来は海外で自転車のインストラクターや、日本食の料理屋さんで働きたいと思っている。活動資金を貯めるために働くとき、必要になれば高卒資格も取るつもり。」という内容でした。

 

質疑応答で出た話。

今後サドベリーに通う子達に伝えたいことは?
「やりたいことを見つける時間もあるし、見つけた後に、それを沢山やれる時間がある。まだやりたいことが見つかっていない人や見つかっているけど時間が取れない人におすすめしたい」

自分に子どもができたらスクールに通ってほしいと思う?
「情報は伝えてみるけど、通うかどうかは本人に任せる」

サドベリーで、どんなことが楽しかったか?
「スノーボードで急斜面でも満足にカービングができるようになったり、ダウンヒルで上級コースに行けたりレースで表彰台に上がれたりなど、今までできなかったことができるようになったことが、楽しかった」

などなど、色んな話が出て「スクールのことを大事にしてくれる人を卒業生として認めたい」との意見から、スクールの理解度を話し合ったりもしました。

プレゼンが終わった後は、即興で卒業祝いにお菓子とジュースを用意し皆で乾杯!
「プレゼンは緊張したけど、卒業が一段落ついたことで、これからのことを細かく具体的に考えられるようになった。今後もたまに顔を見せる程度でスクールには関わりたい。」とも語っていました。

 

サドベリースクールは、一人一人の基本的人権つまり個人の自由が守られる環境でありながら、自分達でスクールの自治を行う民主的なスクールです。そんなスクールで数年を過ごして進学したり社会に出て行く子達には、他人の幅広い価値観も尊重しながら、何よりも自分の気持ちや価値観を大事にして、生きていってもらいたいなと思います。

(スタッフ・かずま)

 

 


ルールのあり方を話し合う。

  • 投稿日:2018年03月19日
  • カテゴリー:ブログ


サドベリースクールでは、すべてのルールや決め事を、生徒が参加するスクールミーティングで話し合っていきますが、ミーティングに出す以前の日常会話の中でも、常に「自治」は行われているなと感じるきっかけがあったので紹介したいと思います。

 

日常会話の中で、あるルールの問題点について、何人かの生徒の子達が話し合っていたときのことです。サドベリーの子達は、一緒に遊びながら、ご飯を食べながら談笑、ミーティングの場で真剣に、などなど、日常的に「対話」している時間がとても多いように思います。(LINEやSkypeのチャットなども含めれば、やる子はスクールから帰った夜も延々とやり取りしてます。笑)

話を戻して、どうやってルールを改善していくか?という話の中で「ルールが守られないなら、重いペナルティを作ってみたらどうか?」という子がいましたが、それに反対意見で「ペナルティがあるから守るのでは、ルールがある本当の意味がわからない。守られない理由を考えたほうがいい。」という子も。その子は色んな子達に聞き取り調査もしながら分析していて、「ルールが守られないのはそこに面倒くささがあるからで、もっとわかりやすいルールであれば問題ないと思う。」と、新しいルールの案を考えて、試作していました。

ルールがあるから守る、ではなく、常により良く作り変えながら、自分達なりにルールのあり方を模索していく。これこそまさに「子ども達による自治」ではないでしょうか。

 


また、おかげさまで今回で6回目となる「サドベリー短期留学(寮付き)」も相変わらずの盛況でした。以下に、参加してくれた一般の子の感想を掲載します。※許可をいただいた部分のみ

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みんなが暖かい
周りの人への気遣いがある
人の話を遮る人がいない
最後まで人の話を聞く
自分の意見が認めてもらえる
自分の意見をみんなしっかりもっている
陰口や意地悪がない
ミーティングで自分たちの改善点を出して、ルールを決めていく
みんなそれぞれ得意なことがある
認めてもらえるから自分を素直にだしている
自然の中で思い切り遊べる
自然についての疑問を持ったらすぐに調べていた
山にかかる雲の動きが早かった
湧き水を汲んで飲んだ。美味しかった
富士山をみながらアイスを食べると味が変わるという表現をしていた。
みんな素直に言葉に出して、気持ちを言う
笑顔が多い

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他にも色々な感想が届いています。10日間は長いようで短いともいえますが、サドベリーに来たい子にとっては、とても多くのことを学べる機会になっていると思います。もうすぐ2017年度が終わりますが、2018年度も引き続き、短期留学、オープンスクール、夏のサマースクールなどなど、スクールに泊まれる機会は作っていく方針ですので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(スタッフ・かずま)


日常風景。

  • 投稿日:2018年03月02日
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スライム作り。自分たちで材料を準備してゼロから作っています。絵の具の入れ方で様々な色に変化するのが面白いそうです。

今年度は、生徒の子達の話し合いによって、スタッフ二人体制を目指して動いていますが、その募集情報を見て、スタッフを検討している一般の色んな方が来てくれています。(スタッフを検討している方はいつでもボランティアスタッフとしてスクールに来れます)

何人か来てくれているボランティアさんの一人はカメラが趣味の方で、早速ミーティングで「広報用の写真撮影」をお願いしました。今回は、最近撮ってもらったいくつかの写真を見ながら、スクールの日常風景を紹介していきます。

なんと一眼レフ!いつものスマホ写真よりも圧倒的に綺麗です。撮る角度もまた上手いですねー。



椅子を運んで並べています。何をしているのかを思えば、「フルーツバスケット」の準備でした。

いつものブログが「理論的でお堅いイメージがある。」という意見もあったので、今回はテイストを変えて写真を中心に実際の雰囲気をお伝えできればと思います。


鬼ごっこ。近くの大きな公園や林の中を縦横無尽に走ることもあれば、スクール校庭で遊んだり、部屋の中でも走り回れる広い空間があります。


人狼(じんろう)ゲーム。人間の姿をした狼を当てていくゲームです。論理的思考力や演技力が必要で、大人でも難しいような、かなり高度な騙し合いが行われています。


談笑① 生徒とスタッフが混じって語り合っています。カリキュラムのないサドベリーの特徴の一つとして、何して遊ぶか話したり、何かのテーマについて討論したり、スクールミーティングで正式に議論したり、他愛もない愚痴なども含めて、対話する機会が非常に多いです。


談笑② わいわいと話に花を咲かせて盛り上がっています。大人の社会人同士が自己紹介で「出身地は、趣味は…」というように、子ども達は、遊びや他愛もない会話の中から、お互いの価値観を知り合っていき、その価値観を尊重していくことができます。


以前見学に来られた大人の方の感想で「自己紹介とかしないで、互いにどんな人かも知らないままに、一緒に遊んだり薪割りをしたりご飯を食べながら話していて、気をつかわない関係がとても楽だった。」と言われていたことがあります。


子ども達の活動の様子を見ていると、本当に「やりたいこと、必要なことしかしない」ので、一緒に遊びたければ遊ぶし大人でも子どもでも、常に「人と人として」関わっています。いちいち名前や年齢なんて気にしないんです。


「子ども達の笑い声が絶えない環境っていいなぁ~!」とつくづく思います。

好きなことをしている子達は「暇だ暇だ」と言うこともありますが、暇だからこそ次に何をしようかゆっくり考えられますし、言い換えれば余裕があるんですね。スタッフとして関わらせてもらっていていつも思うのは「人は余裕があると、意味なく他人を助ける」ということです。

隣の人が困っていたら「どうしたの?手伝おうか?」と聞いたり、他人が会話しているのを見て、誰かの価値観が尊重されてないと感じたら「それは本人が決めていいことじゃない?」と意見を口に出したりします。見返りも求めません。彼・女らはおそらく「助けた」とすらも思っていないかもしれません。

サドベリーは、民主主義制のシステムだけで一人ひとりの自由を保証しているのではなく、一人ひとりのあり方によって、自由が尊重される雰囲気ができて、その文化が根付いた環境が成り立っていくのです。

(スタッフ・かずま)

 

 


スタッフ選挙と新スタッフ募集!

  • 投稿日:2018年02月20日
  • カテゴリー:ブログ


2月のはじめに、スタッフの選挙が行われました。

スタッフは1年契約なので職を失うリスクはありますが、生徒の子達が毎年その時のベストなスタッフ陣営を決められるという大きなメリットがあります。スタッフを検討してボランティアで来てくれた方や、新しく立候補してくれた方、現職のスタッフも含めて、様々なスタッフ候補から、子ども達が選んでいきます。


スタッフプレゼンテーションの様子。候補者一人あたり10分のプレゼン時間が与えられます。

プレゼン後は質疑応答の時間。生徒の子達から「サドベリーのどこがいいんですか?」「この仕事を本気でやる気はありますか?」「やる気度は0から100で言えばどれくらい?」と矢継ぎ早に質問が飛びます。来年度の1年間スタッフを任せるにあたって、個人的な「好き・嫌い」だけではなく、「スクールにとって必要か」という総合的な目線で判断していきます。

もちろん、「好き・嫌い」だけでスタッフを選ぶこともできますが、スクール運営に必要なスタッフを雇わなかった結果運営が立ち行かなくなることの責任も負っているので、皆かなり真剣に考えます。


遠方からの立候補もあり、現在の仕事の合間にテレビ電話で立候補してくれた方も。ここでも「仕事があるとはいえ、スクールに来ないのはやる気がないってことじゃない?」とシビアな意見が出ます。


1週間の投票期間を経て、結果発表。

立候補するスタッフ自身が投票を管理するのはおかしいという観点から、生徒による「選挙管理委員会」を作って、投票用紙の作成から集計まで、ワードやエクセルを駆使してすべて生徒の子が管理していました。

今回は「スタッフ二人体制」を目指していましたが、総合的に雇いたいスタッフが一人しかいませんでした。「他の候補者も、来てほしいか・来なくていいかで言えば来てほしいけど、スタッフとしてではない。ボランティアスタッフやサポーターで来てほしい。」というように、役割を整理して話し合いました。

そのため、新しいスタッフ募集をするかどうか、予算をどうするかの話し合いを次回のミーティングに持ち越します。

 

その後の話し合いでは、やはり二人体制が望ましいということで、1年後の選挙を待たずに、いい人がいればスタッフを雇うことになりました!サドベリースクールでスタッフをしてみたい方には大きなチャンスといえます。そこであらためて、どんな人に来てほしいか?も含めて新しいスタッフ募集のシステムを皆で作りました。よかったらご覧ください。

○新スタッフ募集

スタッフ募集




ちなみに今回の選挙で雇うことにした一人以外の方はお断りさせてもらう形になりましたが、お断りの連絡をどうしよう?と話していたとき、「現スタッフにメールしてもらう?」という意見が出たと思えば「それはやめよう。自分達でやろう。」という主張が出て、「今回はこうこうこんな理由で雇わないことになりました。立候補ありがとうございました。」というメールを生徒の子達がやっていました。

 

あとがき:サドベリーのスクールミーティングは理論と感情をきっちりと切り分けて進めていきます。ある意味厳しいとも言えますが、本音を言える環境だからこそ、遠慮したり忖度することなく、思ったことを素直に言えます。これは相手を尊重して大事にするからこそです。厳しさとは優しさであり、優しさは厳しさでもあるのです。 (スタッフ・かずま)

 

 


他人に頼むのも含めて、「自分でできる」

  • 投稿日:2018年01月29日
  • カテゴリー:ブログ


サドベリースクール入学の条件には「自分のことは自分でできること」があります。自由に好きなことができる分の責任を自ら負うことで、この環境が成り立つからです。「自己責任」という言葉もよく見られる昨今ですが、すべてを自分一人でやらなければならない、とは違います。

 

「小さい子がおしっこを漏らしてしまったら、全部自分一人で処理しないといけないのですか?」という問い合わせをもらったことがあります。

一つたとえ話をしますが、大人が数人で食事をしていて、誰かがコップを倒して水をこぼしたときに「他の人は手伝わないからあなた一人で片付けて」なんて言うことがあるでしょうか?「大丈夫ですか?」と言って手伝う人はいると思います。ましてや「何してるんだ!」と声を荒げる人なんていないと思います。大人同士だと失礼すぎて言えないことでも、子ども相手なら簡単に怒ってしまうのは本当は失礼なことで、無意識に「子どもだから」とやってしまっていることです。

「子どもだから」として考えるからわかりにくいのですが、仮に「25歳の男性」がおしっこを漏らしてしまったら、周りの人は無視して自分の活動を続けるでしょうか?おそらく「大丈夫ですか?手伝おうか?」と声をかけたり、頼まれば手伝う人はいると思います。「何歳だから」は実はそれほど関係がないのです。

 


実際に自分が体験した話で、5歳くらいの子がトイレに入って「かずまーー!!きてーー!!見てーー!!」と大声で叫んで(頼んで)きたことがあります。どういうことか分からなかったので、ひとまずトイレに入ると、お尻を拡げながら「拭けてるか見て」と言われます。僕は「覗き込むのはちょっと嫌やから、もう一回ペーパーで拭いてみたら?」と言いました。そして、拭けていることを確認したその子はまたどこかへ遊びに行きました。

これも、25歳の男性であっても、自分は同じことを言ったと思います。

 


ほかにも、

高いところに手が届かないから、自分よりも背の高い人に頼んで取ってもらう。

昼ご飯を自分で作ってみたいので、料理ができる人に教えてもらう。

一人では持ち運べない重い荷物を、他の人と協力して運ぶ。

こんなことはサドベリーでなくても日常茶飯事だと思います。サドベリーは大人も子どもも何歳であっても対等な一人の人間として存在するので、4歳だからやってあげることはないですし、もう18歳だから○○ができなくちゃダメもありません。小さい子だから仕方ない、お兄さんお姉さんだからお世話してあげる、もない。

ですが、そもそも「おしっこを漏らす」「コップを倒して水をこぼす」という行為自体には、いい悪いはありませんし、どんな相手でも、人は何か求められれば、可能な範囲で自然と協力するものだと思います。もちろん頼み方がよくなくて、断られることもあるでしょう。そういう交渉力も必要な分だけ身に付いていきます。

 

 

(スタッフ・かずま)